モバイルバッテリー・充電器

RAVPower RP-PC128レビュー | 出先でもPCとスマホを同時に高速充電。USB-C×2で90W出力の小型チャージャー

5.0
RAVPower RP-PC128

提供:RAVPower

PCにスマホに、なにかと高速充電の出番が増えてきている昨今。

自宅はもちろん、出先でも高速充電できることが、もはや必須になりつつあります。

しかし問題なのが

  • 高出力
  • マルチポート
  • 小型・軽量
  • (値段がリーズナブル)

と、バランスの取れた充電器がなかなか出てこないこと。

NAE
NAE

どうにかならないの?

という折、2020年4月に、充電器を主に扱うRAVPowerからすべてを満たす充電器が発売されました。

それが「RP-PC128」です。

Sunvalley Brands Japan
¥4,999 (2023/07/16 18:09時点 | 楽天市場調べ)

本記事では、RAVPower RP-PC128の注目ポイントや、実際に使ってみたレビューをお届け。

家でも出先でも活躍できるモバイルチャージャーを探している方の参考になれば幸いです。

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本記事は商品提供を受けて作成しています

RAVPower RP-PC128の概要

注目ポイント

  • 高出力:90Wの高出力で充電がすぐ終わる
  • 多ポート:USB-C(PD)2ポートを備える
  • コンパクト:MacBookの87Wアダプターより約34%小型化
  • 安全・安心:PSE認証済み・マルチ保護システム搭載

スペック

  • サイズ:約65 x 65 x 32mm
  • 重量:約195g
  • 入力:AC 100-240V 50/60Hz 2.5A
  • 出力(最大): DC 5V=3A, 9V=3A, 12V=3A, 15V=3A, 20V=4.5A(2ポート合計最大90W)
  • カラバリ:ブラック、ホワイト

RAVPower RP-PC128のレビュー

それでは、実物レビューに入ります。

デザイン:シュッとミニマル

RAVPower RP-PC128の前面

今回はブラックを選択。

表側にはLEDとUSB-Cが2口。PD表記されています。サイドにRAVPowerのロゴ。

RAVPower RP-PC128の折りたたみ型コンセント

裏側には折りたたみ式のコンセントプラグ。

反対側のサイドにも、RAVPowerのロゴが入っています。

RAVPower RP-PC128の底面に各種仕様や規格のロゴマーク

下側に各種規格。安心の印であるPSE認証マークもしっかりついています。

RAVPower RP-PC128をコンセントに挿したところ

コンセントに挿すと青色のLEDが光ります。

全体的に無駄がなく、最低限のデザインで好感が持てます。

大きさ:持ち歩きやすいサイズ感

RAVPower RP-PC128とiPhone 8の大きさを比べたところ
右:iPhone 8

iPhone 8と比べると、だいたい半分くらい。

カバンの中に無理なく収納でき、持ち歩きやすいサイズ感です。

ただし厚みがあるため、スマホ専用の内ポケットに入れるのは難しいかもしれません。

重さ:ただただ軽い

RAVPower RP-PC128の重さの実測

公式では「約195g」でしたが、実測は190gでした。

RAVPower RP-PC128と、付属のUSB-Cケーブルの重さの合計

付属するUSB-Cケーブルとあわせると、実測230g。

仕事で使っているThinkPad X280の標準ACアダプタ(65W)がコード込みで285gなので、より高出力なのに卵1個分軽いことになります。

GaNの勝利ですね。

充電速度:十分

RAVPower RP-PC128で18W急速充電対応のスマホを充電してみた
スマホを充電すると「急速充電」の表示が

手元のUSB-C機器(60WのノートPCと18Wのスマホ)へ同時に給電してみました。

いずれも問題なく、十分なスピードで充電されます。

最近は30Wで高速充電できるスマホが増えてきていることを踏まえると、ノートPCとスマホの同時充電のため90Wは確保しておいたほうがいいかもしれません。

発熱:ほぼなし

1週間ほど使ってみましたが、目立った発熱は見られませんでした。

触るとほんのり温かいくらい。「熱い」という人は誰もいないと思える水準です。

PSE認証済なだけあって、発熱はじめ各種安全面は大丈夫そうです。

保証:最長30ヶ月

  • 購入日から18ヶ月の長期保証
  • 製品登録すると+12ヶ月延長保証

2年半あれば十分でしょう。

(参考)似た製品との比較

RP-PC112、RP-PC133との比較

RAVPower RP-PC128、RP-PC112、RP-PC133の大きさを比較
左からRP-PC128、RP-PC133、RP-PC112
RAVPower
RP-PC128
RAVPower
RP-PC133
RAVPower
RP-PC112
出力90W65W61W
ポートUSB-C×2USB-C
USB-A
USB-C
大きさ65x65x32mm55x55x31.5mm49x49x32mm
重さ190g115g104g
コンセント
折りたたみ
可能可能可能
値段5,599円4,599円3,999円
値段は本記事初出時点(2020年5月18日)

65Wクラスでコンパクトさ重視のRP-PC133

と比べると、RP-PC128は出力・大きさ・重さ・そして値段も大ぶりです。

そのため、

  • 「複数ガジェットの高速充電」がマストなら、RP-PC128
  • そうでなければ、RP-PC133RP-PC112

と選ぶと良いでしょう。

同じ出力の他社製品との比較

RAVPower
RP-PC128
NimasoFreedy
EA1707
出力90W90W90W
ポートUSB-C×2USB-C×2
USB-A×2
USB-C×2
USB-A×2
大きさ65x65x32mm114×100×20mm120x105x21mm
重さ190g340g270g
コンセント
折りたたみ
可能不可能不可能
値段5,599円7,699円9,900円
値段は本記事初出時点(2020年5月18日)

同じ出力でも特徴は異なっています。

全体のバランスはRP-PC128が優れていると感じますが、あえて言うならば

  • 持ち歩かない&4ポート必須なら、Nimasoかamazon asin=”B07QYMQ37X” text_only=1 title=”Freedy”]の好きなほう
  • そうでない場合は、RP-PC128

というすみ分けかと思います。

実際に使ってみた感想

RAVPower RP-PC128をデスク下のタップに挿して使ってみたところ

1週間、RP-PC128をデスク下のタップに挿して使ってみたんですが……

姿が消える。使っている実感がない

特にトラブルなく、縁の下の力持ちとして、淡々と十分量の給電をしてくれ続けています。

「知らせがないのは良い知らせ」とでもいいますか、ただただ静かに働いてくれるため、正直使っている実感があまり湧きません。

空気と同じで、なくなったときに初めて大事さがわかるタイプなんだと思います。

電源タップを圧迫しないのは嬉しい

ただ1点だけ。電源タップを圧迫しないお行儀の良さは好感が持てました。

デスクまわりの電源タップは渋滞しがちなので、他の電源を邪魔しないデザイン&サイズ感は、地味に大事です。

RAVPower RP-PC128はこんな人におすすめ

  • PCもスマホも高速充電が必須な人
  • 電源タップまわりをスッキリさせたい人
  • 持ち歩きやすさも捨てがたい、という人

まとめ:高速充電器の定番になれるかも

総合評価:

自宅でも出先でも高速充電したい人にとって、RAVPower RP-PC128は最適解になりえます。

出力、大きさ、軽さ、そして値段のバランスはとにかく優秀。ぜひ一度チェックしてみてください。

以上「高速充電器の新定番?RAVPower RP-PC128のレビュー」でした。

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