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Chromebookだけ生活をはじめて3年。使い方と困ったことまとめ

タリーズで執筆Chromebook

2016年9月に人生初のChromebookを買ってから3年、Chromebookしか使わない生活をしてきました。

その結果わかってきた困ったことを利用シーン別にレポートしたいと思います。

結論を言うと、細かいところで不便はあるものの、おおむね困っていません。

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前置き:使っているChromebook

Chromebook Flip C100PA

2016年末までベストバイと言われ続けた名機、ASUS Chromebook Flip C100PAを使っています。

メモリ4GB版の新古品をアメリカのAmazonで買って、スピアネットで個人輸入しました。総額36,000円くらいです。

購入した当時の記事の記事はこちら▼
参考 Chromebook Flip C100PA購入!初日に最優先でやったセットアップ

Acer Chromebox CXI3-F38P

加えて、自宅書斎のメインPCとしてAcer Chromebox CXI1-F38Pを使っています。

こちら実は、3年弱Chromebookだけ生活を送った結果なにも支障がなかった(むしろ快適だった)ので買ったものです。

レビューも書いていますのでよかったらどうぞ▼
参考 Acer Chromebox CXI3-F38P レビュー | Chromebook慣れした人は絶対に好きになる

今からChromebookを買うなら

2019年8月に、AmazonにChromebook専門ストアがオープンしましたので、こちらから最新機種を選ぶことをおすすめします。

参考 Chromebookストア – Amazon.co.jp

また、2019年10月にGoogleが発表した謹製Chromebookである「Pixelbook Go」もハンディでおすすめです。

参考 Pixelbook Goを日本で買う方法まとめ

Chromebookの使い方と困ったこと:仕事編

というわけで本編。まずは仕事です。

管理部門や自部署メンバーとの必要最低限のやりとりのため、Chromebookを使っています。

総じて、仕事という点では

  • 「ブラウザ経由」による制限
  • 社内システムのChrome対応の有無

の2点が困ったことかな、と思います。

コミュニケーション:おおむね問題なし

仕事上のやりとりは主に

  • メール
  • チャット、オンライン会議
  • 社内SNS
  • ファイル共有

を使っています。

メール

Webブラウザでアクセスできるメールシステム(O365のExchange)を使っています。

一通りの機能はWeb版でも使えるので、メールの処理には困っていません。

ただデスクトップ版のメーラーとショートカットキーが異なるので、作業効率は若干落ちます。

またChromebookにはフォントがインストールできないので、HTML形式でメールを送るといつもとメールの見た目が変わります。

メールの文字色その他、こだわりのある人は気になるかもしれません。

チャットやオンライン会議

チャットやオンライン会議はSkype for Business Onlineを使っています。ブラウザで使えるSkypeです。

管理部門との急を要するやりとりや、自部署の運営会議にオンラインで入るとき、ブラウザ経由でリモート参加しています。

ただし参加できる時間制限があるなど若干不便だったり、少し接続が不安定になることがあります。ブラウザ版の制約でしょうか。

そのため大事な会議は会社貸与のスマホから入るようにしています。

おおむね満足ですが、確実性を求めるならオンライン版でなくネイティブクライアントを使うほうがいと思います。

社内SNS

あまり高頻度ではありませんが、Yammerや社内ポータルサイトなど、社内SNSで質疑などのやりとりをすることがあります。

いずれもWebで完結するものなので、特に不便はありません。

ファイル共有

ファイル共有もすべてWeb化されており、不便はありません。

ぼく自身の持っているデータも会社提供のオンラインストレージ(OneDrive)を母艦にしているため、Chromebook経由で必要なデータにアクセスできます。(もちろん端末認証やドメイン認証を通しますよ)

ファイルの共有は、共有リンクの作成とメール送付で完了です。

Officeなど資料作成・更新:基本機能に限るなら使える

Word、Excel、Powerpointなどで資料を作って送る場合があります。

Office Onlineを使えるため、一通りのことはブラウザでできるのですが、細かなところで不足があります。

たとえば

  • Office Onlineとデスクトップ版のMS Officeでショートカットキーが違うため作業効率がガクッと落ちる
  • Chromebookはフォントをインストールできないため、MS Pゴシック的な「いつもの」を使えず、レイアウトが崩れるときがある
  • Office Onlineで使える機能は限られているため、簡易な編集なら問題ないが、こだわった編集は難しい

など。

加えて、ChromebookからOffice Onlineで文字を書こうとするとたびたび「キー抜け」します。「いつも」と入力すると「つも」になってしまうなど。そのためがっつりテキストを打つのには向きません。(単なるマシンパワー不足かもしれません)
→ 高性能(第8世代Core i3)のChromebookだと発生しなかったので、マシンパワー不足が原因でした。

レスポンスのよさを求めてMS OfficeのAndroidアプリを使うこともあります。ただしタッチ操作が前提の作りになっているため、パワーポイントなどマウス操作が多い系だと効率が落ちる点は留意が必要です。

社内システム利用:Chrome対応しているか次第

ありがたいことに、社内システムはほほWeb化&Chrome対応されているため、おおむね問題なく使えます。

ただし、まれに使う一部の古いシステムはInternet Explorerのみ利用可能なので、程度はまちまちです。

Chromebookの使い方と困ったこと:プライベート編

次に、プライベートでの利用です。

仕事と違ってChromebookでできる範囲のことをやるというスタンスにできるため、目立った不便はありません。

が、細かいレベルでちょこちょこ困っていることはあります。

文章を書く:問題なし

普段はTextというシンプルなテキストエディタ、スマホからも編集する場合はGoogle Keepを使っています。文字をドカドカ書く分には困らなりません。

ただしこれらのアプリ、本当に最低限の機能しかありません。たとえば文字の一括置換ができないので、執筆とは違う「文字列操作」を求めると制約がでてきます。

WindowsやMacで提供されている高機能なテキストエディタと同じ機能を求めると、次に紹介する「Caret」を使うことになると思います。

プログラミング、コーディング:使い分ければOK

ブログカスタマイズのためHTMLやCSS、JavaScriptを書くことがあります。

また自前Webサービスを作る際、Node.jsやPythonなどを勉強したりもします。

このときは

  • かんたんなコードなら「Caret」
  • 入り組んだコードなら「c9.io」
  • 本番環境の動作確認は「Termux + SSH」
  • プログラミング学習は「Udemy」

と使い分けています。

もし本格的に開発に取り組みたい場合、Chromeリモートデスクトップという方法もあります。

参考 新しいWeb版「Chrome リモート デスクトップ」が正式リリース – 窓の杜

Caret

参考 Caret – Chrome Web Store

「Caret」は

  • HTMLタグの自動補完
  • コードスニペットの挿入
  • シンタックスハイライト
  • 複数ファイルからなるプロジェクトの管理

など、プログラミングやコーディングに便利な機能がそろったChrome拡張です。

本格的なIDEと比べるとかなり貧弱ですが、ちょっとしたスクリプトを書くくらいなら十分です。

ただし日本語入力まわりが弱く

  • 英語・日本語入力の切り替えが効かない(一度別アプリにフォーカスをあわせ、日英を切り替えてから戻る必要がある)
  • 日本語フォントの表示処理が甘く、カーソル位置がズレることがある

など不便な点もあります。

日本語を含むコードをいじるときは、Caretで構造を確定させたあと、Textにコピペして日本語部分を編集する、という使い方になっています。

c9.io

参考  AWS Cloud9 Amazon Web Services

WordPressのプラグイン制作など、開発環境が必要なものは無料のオンラインIDEである「c9.io」を使っています。

WordPressだけでなく、RoRやPythonなど、さまざまな構成がプリインされた環境をワンクリックで立ち上げられます。

またUIもEclipseライクで、GitHubアカウントと連携すればコード管理も捗るというすぐれもの。もちろんコード補完やフォーマッターも完備。いたれりつくせりです。

Webベースなので、端末を選ばず常に自分の開発環境にアクセスできるのも便利です。

Chromebookで本格的にプログラミングをするなら、c9.io一択ではないでしょうか。

Termux + SSH

WordPressカスタマイズのほかに、AWSで自前サーバを運用しています。

そこで走らせるプログラムを本番環境で動かすため、AWSのサーバにSSHさせています。

やり方は下記記事にまとめています。

参考 ChromebookだけでAWSのEC2にSSHする方法

プログラミング勉強「Udemy」

オンライン学習はChromeで受講可能=Chromebookでも受けられるので、初めて書く言語やフレームワークを学ぶときはUdemyを利用しています。

最近だと

あたりを受講しました。

画像編集:アプリとWebサービスで補完する形

画像編集は、Androidアプリとオンラインのエディタを併用してています。

全部入りの画像編集アプリ:Photo Editor

1つめはPhoto Editor。基本的な画像レタッチに利用しています。地味な名前ですが、機能の網羅性がハンパないすぐれもの。

複数ファイルの一括処理ができるのが特に便利です。画像つきレビュー記事に使う写真を同じサイズに一括リサイズとかもできます。

Photo Editor

 

Photo Editor

posted withアプリーチ

ただしこのアプリ、驚くほどUIがわかりにくいんですよね。

慣れれば使い勝手は最高なんですが、パッと見で何がどこにあるかわからないため、最初は迷うかもしれません。

文字入れに特化したシンプルアプリ:Phonto

2つめはPhonto。画像への文字入れに利用しています。

先ほどのPhoto Editorにも文字入れ機能はあるんですが、

  • UIが圧倒的にわかりやすい
  • 文字部分の取り回しがパワポ的
  • 日本語フリーフォントを使える

という点でPhontoの圧勝です。

Phonto 写真文字入れ

 

Phonto 写真文字入れ
開発元:youthhr
無料
posted with アプリーチ

とはいえPhontoにも欠点があります。画像の保存先が選べないことです。

編集済の画像をChromebookデフォルトのファイラーでアクセスできないフォルダに勝手に保存するので、別のファイラーで画像をサルベージしてやらないといけません。

詳しい手順はコチラの記事をどうぞ。

Chromebookでの画像文字入れならPhontoがホントに便利
Chromebook Flipを使ってブログのアイキャッチ画像に文字入れをする超手軽な方法をご紹介。

Canva

参考 Canva

Canvaは、豊富なテンプレートと素材を使ってオシャレな画像がかんたんに作れる無料オンライン画像エディタ。

ブログのアイキャッチ画像はほとんど、Canvaで作っています。

動画を見る:問題なし

動画は基本、リビングルームのテレビに挿したFire TV StickでAmazonプライムビデオを見るスタイルです。

ただしテレビが妻や子供に占領されているときに、Chromebook Flipで動画を楽しむことがあります。

ブラウザ経由にはなりますが、特にラグや処理落ちは感じられず、快適に見られていますよ。

SNS(Facebook、Twitter)を使う:問題なし

FacebookとTwitterを主に使っていますが、特に不満はありません。Webで完結するので、機能をフルに使えます。

ただ2016年発売と古く、スペックの低いChromebook Flip C100PAでは、ときたま表示や操作などレスポンスがワンテンポ遅れます。

とはいえ、2019年7月に展開された新しいTwitterなど軽い仕組みを使えば問題ありません。

メール(Gmail)を使う:問題なし

メールはGmailを使っています。旧来のGmailではなく、Inboxという新しいもの。

このInbox、スマホアプリだとサクサク快適なのに、Chromebook Flipのブラウザで表示させるとなぜか激遅いんですよね。

画面表示、スクロール、メールを開く、完了マークをつけるなど、あらゆる動作にかかる時間が尋常じゃありません。

Chromebook FlipでGmailを使うならInboxは使わないほうがいいと思います。

※2019-07-19追記:Inboxは廃止されたので、Gmailを使っています

電子書籍を読む:問題なし

電子書籍は基本、Kindle Paperwhiteで読んでいます。

が、出先でたまたまKindle Paperwhiteを持っていなかったとき、Chromebook Flipで読むことがあります。

Androidアプリで提供されているKindleリーダーを使うんですが、画面がカラーで大きいので、正直Kindle Paperwhiteよりも読みやすいかもしれません。

ただ読書が1時間を超えると目が疲れます。ディスプレイの輝度の差かもしれません。

その他

確定申告を国税庁のWebサイト経由で電子提出できません。事前インストールが必要なソフトがWindows限定だからです。
→2018年度分からブラウザのみでできるようになりました!

その他、なにか見つけ次第更新していこうと思います。

まとめ:おおむね満足です。Chromebook

Chromebookは、プライベートで使うのなら大きな不便のない、本当に良いノートパソコンでした。

ただし、本格的に仕事で使うとなると話は別。あらゆる仕組みがWindowsとMicrosoft Officeを前提としているなら、Chromebookは制約から逃げられない環境であると言わざるをえません(それでも使えるんですけど)。

逆に、仕事で使うアプリやシステムがすべてWeb完結しているならChromebokだけでOK。

結論、自分がふだんどんなアプリ・システムを使っているのか?によって、どこまで使えるかが決まる端末ということでしょう。

以上「Chromebookだけ生活を3年続けてわかったことのまとめ」でした。

参考 Chromebookストア – Amazon.co.jp

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