1ヶ月ぶりにHHKB以外のキーボードを使ってわかった、HHKBの良いところ・悪いところ

HHKBとThinkPadトラックポイントキーボードの比較HHKB
NAE
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2ミニッツへようこそ。管理人のNAE(@naenotenet)です

1ヶ月ほど、HHKB(英字配列)しか使わない生活を送ってきました。

だんだん慣れてきた今だからこそ、HHKBと他のキーボードの違いがよくわかるはずです。

そこで、もともと使っていたキーボードをしばらく使ってみて、使い心地を比較してみました。

「HHKBって他のキーボードと比べてどうなの?」という方の参考になれば幸いです。

※HHKB単体のレビューは過去記事「HHKB 360度評価」をどうぞ

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HHKBから他のキーボードに戻ってみて感じたこと

ThinkPadトラックポイントキーボードとHHKB(Happy Hacking Keyboard)を並べたところ

比較対象は、以前愛用していたThinkPadトラックポイントキーボード

HHKBに負けず劣らず、根強い人気の名機です。ちなみに機構はパンタグラフ。

結論、HHKBが勝っているポイントが多かったものの、HHKBが劣るポイントもありました

キーボードってこんなに大きかったっけ?

グイっと指を伸ばさないと、数字キーに指が届きません。縦横サイズはHHKBと同じはずなのに、です。

理由はおそらく、キーが平坦だから。指を伸ばすとき、指先は指の第2関節を中心とした円状に動くのでうが、キーが平坦だと向こう側に行くほど指の第2関節からの距離が遠くなります。

一方HHKBは、キートップが指の第2関節を中心とした円状に沿うようカーブしています。つまり、手を動かさず指を曲げれば、そこにキーがある状態に。

とても地味ですが、とても大きな差を感じます。

キーってこんなに重かったっけ?

キーを押すのにこんなに力が必要なのか、という感覚。もうすでに、左手の小指が疲れ始めています。

理由はおそらく、押下時のクリック触感。ThinkPadトラックポイントキーボードは、押し込むときに「コリッ」と心地よい抵抗力を感じるのですが、これが指の疲れにつながっているようです。

一方HHKBは、指を置いて少し力を入れるだけでキーが押せます。雲のようにフワッとした触感で、力を入れずともスルスル文字が紡げます。

パンタグラフ方式と静電容量無接点方式の差なのでしょう。

方向キー押すのに手を動かさなきゃいけないの?

ホームポジションから手を動かさずにカーソル移動できないのはかなり不便に感じます。

キーボードの右下に上下左右キーが集まっているため、押すには右手を45度クネっと曲げて小指で押すか、右手を10cmほど平行移動させて人差し指・中指・薬指で押すかしなければなりません。これが面倒くさい。

一方HHKBは、ホームポジションから一切手を動かさず、方向キーを自由に押せます。Fnキーとの組み合わせになりますが、慣れるとこれがやめられない。

文章執筆にHHKB以外使いたくない!という気分です。

ショートカットキーめちゃくちゃ押しやすいな?

PowerpointやExcelなど、複雑なショートカットキーを駆使する前提のソフトウェアはかなり使いやすく感じます。

理由は、上下左右キー、Home/End、PageUp/PageDown、Delなど、基本的な機能を持つキーが独立しているから。

一方HHKBは、それらキーを使うにはFnキーと他のキーを組み合わせて押さなければなりません。テキスト編集程度ならいいんですが、ExcelやPowerpointなどCtrl/Shift/Altを駆使するショートカットキーを連続使用する前提のソフトは、かなり運指がキツいです。

これらキーが独立しているHHKBがあったらいいのに、と思います。わりと本気で。

思っていた以上に音が大きいぞ?

ぼくは打鍵は静かなほうなんですが、ThinkPadトラックポイントキーボードだと結構な音が出ます。特にカチャカチャ音と底打ち音。

理由は、パンタグラフキーボード特有のストロークの浅さ。ストロークが浅いゆえ、キーの表面をなぞるような運指になるがゆえカチャカチャ鳴りやすいのと、毎回底まで打ち込むためトントンという音が打鍵のたびに鳴ってしまいます。

一方HHKBは、上品な「ポコポコ」「スコスコ」という音のみ。はるかに静かで、かつ耳に優しく感じます。(あらゆる静音化を施したことも理由の1つ)

打鍵音の大小は人によって好みが分かれるものですが、ぼくはHHKBの音のほうが安心できます。

毎日使うものだから、少しの心地よさが積み重なる

HHKBを買ってすぐは「なにこれ、本当に名機なの?」という思いが拭えませんでした。

変な配列、面倒くさいFnキー、慣れないストローク……10年来の憧れがなければ、買って損したと感じていたに違いありません。

しかし1ヶ月毎日使った今、もう元のキーボードに戻れなくなりつつあります。

文字列選択Excelショートカットキーなど、ピンポイントで運指の課題は残っていながらも、キーを打つたびに積み重なってきた「心地よさ」が、もう指に刻み込まれてしまったようです。

まとめ:HHKBの良さがわかるのは、買って1ヶ月後

聞いた話によると、HHKBは家電量販店などでの展示・販売を行っていないそうです。

今ならその理由がよくわかります。そ数秒触るだけで価値や魅力が伝わるわけがないからです。

まずはとにかく使い込む。そう覚悟した人にしか、良いところも悪いところもわからない。そして、そこを越えた人にしっかりと価値を届ける。HHKBはそんな玄人向けアイテムである。そう感じました。

たぶん、こんなマニアックな記事にたどりついたあなたは、すでにHHKBをお使いの先輩か、少なからずHHKBが気になっている人のどちらかでしょう。

もし後者だとしたら、とにかくまず1ヶ月、HHKBを使ってみようよ、とお伝えしたいです。

そのほうが、良さも悪さもきちんとわかると思うので。(ぼくも買う前に死ぬほど調べましたが、買った後にわかったことのほうがはるかに多かったです)

以上「1ヶ月ぶりにHHKB以外のキーボードを使ってわかった、HHKBの良いところと悪いところ」でした。

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