スピーカー

TaoTronics TT-SK025レビュー | コスパ高くテレビ音質改善できるサウンドバー

4.5
TaoTronics TT-SK025 ミニサウンドバー

提供:TaoTronics

TaoTronicsの新作サウンドバー「TT-SK025」を先行レビューさせていただけることとなりました。

コロナ自粛の影響でテレビ時間が増えたなか、テレビの音が生活クオリティを左右しやすくなっています。

そこで「TT-SK025」をテレビ用の外付けスピーカーに導入したところ、臨場感や音バランスがグッと改善しました。

本格的なサラウンドシステムまでとはいかないものの、5,000円クラスのサウンドバーとしては値段以上の働きをしてくれています。

コスパよくテレビの音質を改善したい方は、ぜひ見てみてください。

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本記事は商品提供を受けて作成しています

サウンドバーの導入理由は、テレビの音質改善

わがやのテレビは10年選手。画質はフルHDでまだ現役ですが、音質は正直イマイチ。

そのため、これまでできる範囲の改善を試みてきましたのですが……

これまで試した音質改善

テレビ内臓の音響操作

テレビに

  • モノラル/ステレオ
  • サラウンドのオン/オフ

あたりの設定があり、いろいろいじってみました。

が、スピーカーの品質がイマイチなせいか、効果は感じられず……。

Google Homeと接続

「なら外付けスピーカーだ」と、リビングに置いてあるもっとも音質の良いスピーカーだったGoogle Homeとの接続を試みました。

スマートスピーカーをテレビと接続して音を鳴らす方法。Google Homeで試した結果も紹介
...

結果、音質は大幅改善したものの、使い心地の面では課題がありました。

  • 遅延が気になり違和感を覚える場面がある
  • Bluetooth接続が切れることがある(トランスミッターの問題かもしれません)

Google Homeはスマートスピーカーであって外付けスピーカーではないんだ、と痛感しました……

サウンドバーに期待すること

これらトライアルからわかったのは、ぼくが期待しているのは以下の2点であることでした。

  • 音質が改善されること
  • 使いやすさが「存在を感じないレベル」であること

特に2点目について、具体的な要件は

  • 有線接続
  • 常時電源オン
  • テレビのリモコンで操作完結(サウンドバー単体の操作は一切なし)

の3つ。

サウンドバーは、そのいずれも満たしうる選択肢なのでした。

TaoTronics TT-SK025の概要

そこで登場したのが、TT-SK025です。

注目ポイント

  • コンパクトなのにパワフル
  • 有線とBluetooth、両方OK
  • 優れたコストパフォーマンス

TaoTronics製品は大体、値段のわりに実力が高めです。

TT-SK025ももちろん、多分にもれず。

スペック

  • 出力:10W(5Wユニット×2)
  • 接続:AUX、Bluetooth
  • Bluetooth:5.0
  • Bluetoothコーデック:SBC
  • 大きさ:41×5.5×6.7cm
  • 重さ:655g
  • その他:壁掛け可能

TaoTronics TT-SK025 レビュー

では実物レビューです。

外観・デザイン:シュッと最低限

TaoTronics TT-SK025のロゴ部分のアップ

ブロック調のTaoTronicsロゴ。シュッとしてます。

TaoTronics TT-SK025のロゴ部分と操作盤のアップ写真

ロゴ右には各種コントロール用のボタンがあり、

  • 有線・無線の切り替え
  • 音量のアップ・ダウン
  • 再生・一時停止、次の曲・前の曲

などの操作が可能です。

TaoTronics TT-SK025のロゴ部分裏のアップ写真

コントローラ裏にAUX入力と電源ポート。

壁掛け用のネジ穴もあいています。

大きさ:スピーカーにしては小さい

32インチのテレビの上に置くと、すっぽりおさまってしまうサイズ感。

一般的なサウンドバーより短いので、置く場所に困りづらいです。

機能・性能:必要十分

Bluetoothの無線接続と、AUX(3.5mmジャック)の有線接続が可能。

テレビにつなげる場合Bluetoothは使わないと思いますが、スマホから音楽を流したくなる可能性がゼロとは言い切れないので、両対応のほうが安心です。

なおBluetoothの接続維持力は普通。10mくらい離れても通信可能です。

出力は、5Wのユニットが2基、合計10W。

18畳のLDKでも十分すぎるレベルの音量を出せるキャパシティです。

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実際に使ってみた感想

TaoTronics TT-SK025をテレビの上に設置して映画を流してみたところ

テレビ用の外付けスピーカーとして使ってみました。

  1. 電源と3.5mmケーブルを接続
  2. テレビの上に設置(上にした理由は後述)
  3. 電源オン、AUXモードへ(常時つけっぱなし)

音質の変化を含め、ひととおり使ってみてよかった点、気になった点を書いていきます。

テレビの音質は結構よくなった

全般的にいうと、

  • 中高音がくっきりと
  • 低音は抑えめに

と変化しました。

音の種類別のインプレッションでいいますと、

  • 人の話し声:透明感が増し、よく通るようになった
  • 歌と音楽:トレブルがエンハンスされた
  • 物音と効果音:広がりや臨場感がグッと高まる

という感じ。

なお物音や効果音について詳しくいうと、

  • 高音・低音が混ざった音はよりリアルに
  • 爆音など低音メインの音はあまり変化なし

と、得意不得意があります。

5,000円クラスなので、全方位的に100点満点とはいかないようです。

NAE
NAE

完璧を求めるなら、5.1chサラウンドのセット等を選ぶほうが正解です

テレビを消すと「プツッ」と音がする

1つ気になったのが、3.5mmジャック(AUX)接続だと、テレビを消すとき「プツッ」と音が鳴ること。

そこまで大きな音でもないので、実害はありません。

ただこれまで鳴っていなかった音なので、慣れるまで少し時間がかかりそうです。

NAE
NAE

他の外付けスピーカーでも同じことが起きるので、TT-SK025特有の問題ではなさそうです

壁寄せテレビスタンドだと設置に工夫が必要

わがやのテレビは壁寄せテレビスタンド「WALL」を使って浮かせています。

テレビ台がないので、サウンドバーをテレビの足元(=テレビ台の上)に置けません。

また壁掛けするにしても、後ろの壁がコンクリなので固定用のネジがさせず。

なので……

100均の衝撃吸収マットで滑り止めをしつつ、結束バンドでテレビの上に固定しました。

これで地震のときも落ちないですし、子供がぶつかっても横ずれすらしなくなりました。

TaoTronics SK-025を壁寄せテレビスタンドの下、テレビの下にぶら下げてみた

※2020-05-31追記

スピーカーが斜め上を向いているせいか、高音がシャカシャカしがちだったので、テレビの下にぶら下げてまっすぐ前を向かせてみました。

すると中〜低音がしっかりし、音が飛んでくるようになり、臨場感が高まりました。

NAE
NAE

サウンドバーの音質って、置く位置や向きでだいぶ変わるんですね

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(参考)PC・スマホ向けスピーカーとしての使いかた

「TT-SK025ってPC・スマホ用スピーカーとしても使えないの?」

と思っている方もいると思います。

実際にさわってみた結果、次のようにするとよさそうです。

  1. ディスプレイの下に置いておく
  2. PCと3.5mmジャックで接続しておく
  3. いつもはBluetoothモードにしておき、スマホから音を鳴らすために使う
  4. PCから音を鳴らすときだけ、PCの電源をつけると同時にサウンドバーをAUXモードに切り替える

こうすれば、普段はスマホ、必要なときにPC、と使い分けしやすかろうと思います。

TaoTronics TT-SK025はこんな人におすすめ

  • テレビで映画や音楽を流す人
  • スピーカーでスペースを取られたくない人
  • コストパフォーマンス重視な人

まとめ:音質改善は居心地の改善でもある

総合評価:

テレビを消すときの「プツッ」音があるので、星-0.5としました。

しかしそれ以外はおおむね満足。特に映画の効果音や挿入歌の臨場感はめざましく改善したため、当面テレビの音はTT-SK025経由で流そうと思います。

NAE
NAE

当面と言いつつ、使い心地が良いのでずっと使い続けていると思います

以上「テレビ音質改善にコスパの良い選択肢、TaoTronics TT-SK025レビュー」でした。

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