いつも使っている電動歯ブラシ「BRAUN Oral-B」は、安くて丈夫で性能も文句のない良アイテムなんですが、1つだけ欠点があります。
長く使っていると、ときどき強烈に臭くなるのです。
厳密に言うと、症状は下記。
- 歯磨きを始めるときはなんともない
- しかし口に含んで水分が混ざると下水のような臭いを発する
- ブラシ部分を交換しても改善しない
- これが3〜4ヶ月に1回くらい訪れる
以前までは「これが寿命か」と諦めていたんですが、さすがにそこそこの値段がする本体を買い替え続けるわけにもいかず、原因と解決策を探っていました。
そして先日、とうとう臭いの原因と解決策を見つけたのでご紹介します。
もし同じ悩みにあたった方がいましたら、ぜひ試していただければと思います。
電動歯ブラシ本体が臭い原因=汚れがたまる部分

電動歯ブラシが臭くなる=汚れがたまる部分は3つあります。
1. ブラシ部分
1つ目が、替えの歯ブラシ部分。
電動歯ブラシのブラシ部分の内部は、振動をブラシまで伝えるため、複雑な構造をしています。
そのすきまに歯磨き粉や水分が残ると、いずれ水垢汚れになり、臭いを発するようになります。
2. 本体の持ち手周辺
2つ目が、電動歯ブラシ本体の持ち手周辺。
電動歯ブラシにはだいたい滑り止めのための模様がついています。
そこに「ちりつも」で手垢や唾液が残り、水垢汚れになって匂いを発するようになります。

ここまではみなさんご存知かと思います
3. 本体稼働部分のすき間

今回発見したのは、3つ目、電動歯ブラシ本体の稼働部分のすき間です。
ここに唾液や溶けた歯磨き粉などが入り込み、たまりにたまった結果、異臭を発する原因になっていたんです。
電動歯ブラシ本体が臭くなったときの対処法
これら3つの原因のうち、「1. ブラシ部分」「2. 本体の持ち手周辺」については、下記サイトをはじめ、各所で紹介されています。
参考 電動歯ブラシのお手入れ方法|今日から始める口腔ケア|日本訪問歯科協会
しかし「3. 本体の稼働部分(のスキマ)」について、解説されているサイトは見当たりませんでした。
ここでは上記ページの内容に関するわがやでの実践方法と、「3. 本体稼働部分のすき間」が臭くなったときの対処法をあわせて紹介します。
1. ブラシ部分:つまようじでこそぎ落とす
- ブラシを外す
- つまようじでブラシ内部をこそぎ、汚れを浮かせる
- 流水にさらして水を通し、汚れを流す
- 乾燥させる
ポイントは、こだわりすぎないことです。
内部構造が複雑なので、つまようじだろうがなんだろうが、中の中まできれいにしきるのは無理。
使い始めた1日目から、使い終わったあと毎回流水にさらして掃除しているなら話は別ですが、汚れたあとできれいにするのは至難のワザです。
なので、「おおどころの汚れさえ落ちればいいや」という気持ちでざっくり洗浄しましょう。
最悪、スペアを買えばいいんですし。
ただし、こそぎ落とせるのは汚れだけです。
毛先が開いたブラシは、どれだけきれいにしても磨き心地が戻りません。ブラシはもともと消耗品なので、掃除で粘るより替えたほうが早い時期がやってきます。
ぼくが使っているのはブラウン オーラルB 替えブラシ マルチアクション EB50-5-ELです。5本入りで15ヶ月分という単位で売られています。
2. 本体の持ち手:別の歯ブラシで磨く
- 本体をくまなく濡らす
- 別の歯ブラシで滑り止め部分を中心に磨き、汚れを落とす
- 乾燥させる
ポイントはありません。何も考えず磨くだけです。
場合によってはハンドソープを使うことも。こびりつきが強ければ重曹+クエン酸の出番。
ただし、ここが臭いのもとになる前に、次の「3. 本体の稼働部分(のスキマ)が臭くなるので、そちらの洗浄が先決です。
3. 本体稼働部分のすき間:コップに浸して作動させる

- コップに水道水を入れる
- 電動歯ブラシからブラシを外し、スイッチオン
- コップに頭から入れて、30秒〜1分放置
これが今回発見した洗浄方法です。
やってみると、本体稼働部分のすき間から、白いなにかがホワーっと流れ出てきます。これ、すき間にたまっていた汚れです。
結構長い時間出続けるので、「こんなに溜まってたのか……そりゃ臭いわ」と実感できると思います。
電動歯ブラシの悪臭を防ぐ簡単メンテナンス
これら1〜3の洗浄を日々行えば、電動歯ブラシは清潔に保たれ、臭くなることもないでしょう。
しかしさすがに毎日1〜3を全部まじめにやるのは時間がかかりすぎます。
なのでぼくは、以下の略式メンテナンスで済ませています。
- コップいっぱいに水道水を入れる
- ブラシ部分を外し、コップに入れる
- 本体を作動させ、稼働部分をコップに入れる
- 30秒ほど放置する(その間にフロス)
- ブラシと本体をざっと水で流す
- ブラシと本体を乾かす
この方法は持ち手の洗浄は含まれていませんが、持ち手部分はブラシと本体稼働部分より臭くなりにくいので、異臭を発するようになったら都度洗浄でOK。
ここ2ヶ月ほどこの方法でメンテしていますが、特に臭みが出る様子もないので、特段問題ない方法なのではと思います。
この方法の限界と、買い替えどきの見分け方
記事を公開してから数年、同じやり方でメンテナンスを続けてきてわかったことがあります。
略式メンテナンスは効きます。ただ、いつまでも効き続けるわけではありませんでした。
コップに浸して回すと汚れは出てきますが、出てくるのは手前にたまったぶんだけです。軸の奥に入り込んだ汚れまでは水流が届いていないようで、しばらく経つとまた同じ臭いが戻ってきます。
兆候は洗浄の間隔に出ます。洗ってもすぐに臭いが戻るようになり、間隔がだんだん短くなっていきました。
ここまで来ると打つ手がありません。電動歯ブラシの本体は分解できない構造なので、奥の汚れに手を伸ばす方法がないからです。稼働部のパッキンが劣化しているのではとも考えましたが、開けられない以上、確かめようがありません。
つまり、この記事で紹介している洗浄は延命であって、根絶ではないということです。
「掃除したばかりなのに、もう臭う」という状態になったら、それは掃除の失敗ではなく本体の寿命だと考えたほうが早いと思います。買い替える以外に手はありません。
ぼくが使っているのは冒頭でも触れたブラウンのオーラルB。安くて丈夫という評価は今も変わっていないので、買い替えるならまた同じものを選びます。
よくある質問
- Qブラシを交換しても臭いが取れないのはなぜですか?
- A
臭いの原因がブラシではなく、本体稼働部分のすき間にたまった汚れだからです。ブラシを外した本体を水道水入りのコップに浸けて30秒〜1分作動させると、たまっていた汚れが流れ出てきます。
- Q掃除はどのくらいの頻度でやればいいですか?
- A
毎回すべての洗浄をまじめにやる必要はありません。日々はコップの水道水に浸けて作動させる略式メンテナンスで済ませます。持ち手部分は臭いが気になったときの都度洗浄で大丈夫です。
- Q洗剤を使う必要はありますか?
- A
稼働部分のすき間は水道水だけで洗えます。持ち手の汚れにはハンドソープを使うこともあり、こびりつきが強ければ重曹とクエン酸の出番です。
- Q掃除してもすぐに臭いが戻るようになったらどうすればいいですか?
- A
本体の寿命のサインだと考えたほうが早いです。この洗浄で出せるのは手前にたまった汚れだけで、軸の奥に入り込んだ汚れには水流が届きません。洗浄の間隔がだんだん短くなってきたら、買い替える以外に手はありません。
まとめ:電動歯ブラシ稼働部分の掃除を忘れずに

稼働部分のすき間が異臭の根源だったなんて、はっきりいって盲点でした。
細いすき間ではありますが、コップと水道水だけで洗える方法にたどり着けたのは収穫でした。買い替えの周期をだいぶ先に延ばせています。
「電動歯ブラシがなんか臭いな」「ブラシを掃除しても改善しないな」と思っている方は、ぜひ今回ご紹介した略式メンテナンスを試していただければと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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