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Amazonプライムの本読み放題サービスPrime Readingはマンガ国家日本に来るのか

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Amazon Prime Readigのロゴ

こんにちは、NAEです。

アメリカのAmazonプライムに本の読み放題サービスPrime Readingが追加されたそうです。

Amazon.com、プライム会員向けに“1000冊以上読み放題”の「Prime Reading」開始 - ITmedia ニュース

1000冊以上の電子版書籍、コミック、雑誌が読み放題。(中略)ラインアップにはベストセラーや人気雑誌も並ぶ。

ということなのですが、このサービス、はたして日本にも来るんでしょうか?

Kindle Unlimitedのビジネスモデルとの関係性から考えてみたんですが・・・

日本人マンガ読みすぎという事実が浮かんできました。

今回はそんなお話。

Prime Readingの位置づけはKindle Unlimitedへの動線?

Amazonで本の読み放題といえば、Kindle Unlimitedですよね。

日本でもお得!すごい!破壊的!と大歓迎されたこのサービス。

そんなKindle Unlimitedがありながら、なぜあえてPrime Readingという別サービスを立ち上げたのか。

単純に考えれば、Kindle Unlimitedの会員数を増やすためにAmazonプライムとのクロスセルを図っている、ということになると思います。

それなら早く日本にも展開すればいいじゃん。Prime Readingはよ!

と思うかもしれませんが・・・

クロスセル目的でのPrime Reading日本展開はゼロに近い

Kindle Unlimitedの著者への報酬モデル、そして日本のKindle Unlimitedの使われ方を考えると、日本に来るかは雲行きが怪しいように思います。

Kindle Unlimitedの報酬モデルは読んだページ数分の従量制

http://image.itmedia.co.jp/mobile/articles/1608/06/ki_kindleu_calcimage.jpg

画像出典:Kindle Unlimitedは出版側にとって神か悪魔か - ITmedia Mobile

Kindle Unlimitedにコンテンツを提供した著者への報酬は、読んだページ数に応じて従量制で支払われるそうです。

一方、Kindle Unlimitedユーザへの課金はみなさまご存じ月額980円の定額制

これがなにを意味するかというと、

ページ数の消費ペースが早いほどAmazonは損をする仕組み

だということです。

日本ではKindle Unlimitedは儲からない?

そこで、日本のKindle Unlimitedのラインナップを見てみましょう。

こちらのグラフをご覧ください。2016/10/06現在の日本のKindle Unlimitedのラインナップをカテゴリ別にグラフ化したものです。

f:id:nice_and_easy:20161101015120p:plain

上位30%近くがコミックとアダルトという、ページ繰りが早いコンテンツの代表格で占められています。

コンテンツのラインナップと実際にユーザが手に取る書籍数が比例するならば、日本のKindle Unlimitedは圧倒的にページ消費ペースが早いことになりますね。

ユーザの行動とコンテンツプロバイダーの提供するものがこの調子だと、AmazonとしてはいくらKindle Unlimitedユーザを増やしても儲けが出ない可能性があります。

著者へのページあたりの報酬単価を調整して差異を吸収するにしても、やればやるほど利益が出ない負け戦構造になっている以上、今のビジネスモデルを続ける限りAmazonにとって日本は魅力のない市場だということになります。


参考に、比較対象として、アメリカのKindle Unlimitedのラインナップも見てみましょう。

f:id:nice_and_easy:20161101015135p:plain

Literature & Fiction(文学・小説)やForeign Language(外国語)という文字文字しいコンテンツが上位2つ、30%を占めています

一方、Comic & Graphic Novels(マンガ類)は驚きの最下位。その内訳、わずか0.36%。

ページ繰りに時間がかかるコンテンツが多いぶん、月額課金と従量型報酬というモデルでもペイする。そのためクロスセルでユーザを増やすという判断に至った。なんて考えた透けて見えますね。


というか、日本人マンガ読みすぎ

それが如実に現れたのが昨今の騒動

こんな事情が表面化したのが、ここ最近のKindle Unlimitedまわりの騒動でしょう。

Amazonが読み放題本のラインナップを変えてきたことで講談社が抗議したり、やまもといちろう氏が言及したりと、話題に事欠きません。

これらの騒動も先ほどの考察からすると

日本人がマンガ読みすぎ

日本の出版社はマンガに頼りすぎ

という市場環境が根っこだと思うので、抗議すること自体ナンセンスであるようにも思えます。

※2016-10-07追記

上記考察は図星だったようです。

「5カ月分の予算が最初の1週間で消えた」―― 出版社社員が明かす「Kindle Unlimited」大混乱の理由 - ねとらぼ

逆にPrime Reading一本化の線はあるかも

というわけで、アメリカのAmazonが狙った(?)Kindle Unlimitedへのクロスセルという目的でのPrime Reading日本展開は限りなくゼロに近いと思います。

しかし、逆に

なんていう方向でAmazonが動くとするならば、日本のAmazonプライムへPrime Readingが追加される可能性あります。

というか、昨今のAmazonプライムへの力のいれようを考えると、こっちの線が強いんじゃないかな?

まとめ:Amazonプライムはさらにお得になっていくかも

となると、ぼくとしてはものすごく嬉しいわけですよ。

超節約家でコスパ重視人間のぼくをして、2年以上も継続してお金を払い続けているAmazonプライムがさらにお得になるってことですから。

今後もAmazonの動向、Amazonプライムの動向に目が離せません。

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