イヤホン・ヘッドホン

SoundLiberty 97レビュー | 脳が無駄に疲れない。仕事・勉強の集中力維持におすすめの高コスパ完全ワイヤレスイヤホン

4.5
TaoTronics SoundLiberty 97

提供:SUNVALLEY JAPAN

SUNVALLEY JAPAN様のご厚意で、同社ブランドのTaoTronicsから2020年11月13日に発売された「SoundLiberty 97」をレビューさせていただけることとなりました。

SoundLiberty 97は、弾む低音、聴き疲れない音質、そして9時間もの連続再生が可能、が特長の完全ワイヤレスイヤホンです。

特に注目すべきは「聴き疲れない音質」です。聴き疲れは脳の疲れ。脳が疲れれば集中力が低下します。仕事用・勉強用BGMが集中力を低下させるのは本末転倒。SoundLiberty 97は集中力を維持させる音質をしています。

価格は3000円台と大変リーズナブル。かといって安かろう悪かろうではなく、機能や品質のベースラインは保たれています。これはイヤホンを多数作っているタオトロニクスならでは。

テレワークでイヤホンを長く使う人だけでなく、初めて完全ワイヤレスイヤホンを使う人にもおすすめできる機種です。ぜひチェックしてみてください。

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本記事は商品提供を受けて作成しています

TaoTronics SoundLiberty 97の概要

注目ポイント

  • 本体のみで9時間もの連続再生
  • 弾みがよく聴き疲れしにくい音質
  • 圧倒的なコストパフォーマンス

仕様・スペック

  • 品名:TaoTronics SoundLiberty 97
  • Bluetooth: Bluetooth 5.0
  • 対応プロファイル: A2DP, AVRCP, HFP, HSP
  • 対応コーデック: apt-X、AAC、SBC
  • チップ: QCC3020
  • イヤホン単体再生時間: 9時間
  • 合計再生時間: 36時間
  • 充電時間: 1~2時間
  • 通信距離:約10m
  • 重量:4.2g*2
  • 防水等級: IPX8(イヤホンのみ)
  • ボタン仕様:タッチセンサー式
  • ドライバー: 6mm PEEK+PU製ハイブリッドドライバー
  • 対応機種: iOS/Android/WindowsなどBluetooth機能搭載のデバイス
  • その他: 片耳モード、10分間自動電源オフ

TaoTronics SoundLiberty 97レビュー

それでは実機レビューです。

外観・デザイン:高級感あり

TaoTronics SoundLiberty 97 ケース正面

マット加工の表面。黒地に薄めの金のロゴ。ゴージャスな配色で高級感が漂います。

TaoTronics SoundLiberty 97 ケース裏面 リセットボタン

背面にはペアリングデータ消去に使うリセットボタンがあります。

TaoTronics SoundLiberty 97 ケース側面 USB-C充電口

サイドに充電用のUSB-C。

TaoTronics SoundLiberty 97 ケース底面 各種認証表示 技適あり

底面には、各種認証情報が印字されています。

TaoTronics SoundLiberty 97 ケースに入っている本体 フタを開けてみたところ

ケースのフタを開けると、本体が左右対称・垂直に入っています。

なお本体とケースは磁石でくっつくようになっています。落としにくくなる工夫です。

TaoTronics SoundLiberty 97 本体外側 TaoTronicsロゴ

ケースと同じく、本体もマットな黒に薄めゴールド。

TaoTronicsロゴ部分はタッチセンサーがついています。

TaoTronics SoundLiberty 97 本体内側 充電用端子 イヤーピース
TaoTronics SoundLiberty 97 本体側面 かなり嵩がある

細身で背の高いハウジングは、好みが分かれるかもしれません。

重さ・大きさ:標準

TaoTronics SoundLiberty 97 ケース 大きさ 重さ 手で持ってみたところ

ケースは、特に大きすぎず小さすぎず。

ケースは重さも55g、本体は片耳実測で約4g。

完全ワイヤレスイヤホンとしては標準の範囲内です。

装着感:意外と悪くない

耳にホールドする機構を持たないので、簡単にずれてしまいやすいのでは……

と思いきや、意外としっかりホールドされ、装着感は悪くありません。

イヤホンというより耳栓をしている感覚に近いです。

おそらくイヤーピースで全て支えているからでしょう。

そのぶんイヤーピースのフィッティングが大蛇ので自分の耳にあるイヤーピースを選ぶようにしましょう。

4サイズのイヤーピースが同梱されているので、フィッティング自体は問題なくできるかと思います

接続:不安定なときがある

TaoTronics SoundLiberty 97 Bluetooth接続画面 aptX接続

ペアリング、接続速度、接続先の切替は問題なくこなせます。

しかし、肝心の接続維持力に少し難がありました。

具体的には、昼食時の飲食店内など人が集まる場所で「ブツッ」と途切れることが何度かありました。

理由はおそらく、Bluetoothの電波出力を弱くしているからでしょう。

「電池が9時間持つ」を重視したのかもしれませんし、昨今の情勢から人が集まる場所に行く人は少なかろう、という判断があったのかもしれません。

操作性:特に不満なし

イヤホン外側のTaoTronicsロゴ部分をタップすることで操作します。

タッチの反応精度は良好。操作方法の概略は以下の通りです。

  • 再生/一時停止:左or右を2回タップ
  • 音量+/-:右/左を1回タップ
  • 曲送り/戻り:右/左を2回タップ
  • 音声コントロール呼び出し:左or右を2秒押し

ダブルタップの時はと「トトッ」ではなく「トントン」とゆっくりめにアップすると意図通り動いてくれやすいです。

スピーカー音質:値段を考えると良し

3,000円台という値段を考えると、かなり善戦しています。

音量バランスは、低>高>中。

イコライザによる音量調整で作ったドンシャリを、オブラートで丸くまとめたような印象です。

中央定位。音源側で意図的に音の位置をバラけさせていても、全体的に真ん中に集まってくる。したがって、臨場感や奥行きは今ひとつ。

分解能、音色と音色の距離が通り音源なら分離されるが、同じ音域に多くの音色が重なる音源だと潰れがち。

シンバルなど一部の高音を除き、音が全体的にボワっと丸まります。エッジーさや粒度感は感じにくいです。

これは裏返すと、そのぶん長時間聞いていても耳が疲れにくいということでもあります。

絶対評価でいえば、音楽に聴き浸れるような音質でとは言い難いレベルです。

しかそもう一度言いますが、3000円代の完全ワイヤレスイヤホンでこの音が出るなら、コストパフォーマンスは高いと評価して然るべし、です。

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マイク音質:良いとは言えない

CVC 8.0ノイズキャンセリングを搭載しているとのことですが、マイクの基礎力があまり高くないせいか、マイク音質は値段なり。

具体的には自分の声が遠く聞こえたり破裂音で音割れを起こしたりします。

とはいえ話の内容は通じないようなレベルではありません。

声の音質にこだわらなければいけない人、たとえばオンラインで講師をされている方などでなければ、実用の範囲内だと思います。

3000円台の完全ワイヤレスイヤホンにマイク音質を求めるのは少し酷かなと思います。

バッテリー:ほぼパーフェクト

TaoTronics SoundLiberty 97 USB-Cで充電中

本体のみで連続再生9時間という、驚異のバッテリーを誇ります。

3,000円台の完全ワイヤレスイヤホンでこんなに電池が持つ機種、始めて見ました。

NAE
NAE

あとはワイヤレス充電や急速充電に対応していれば本当にパーフェクトだったのですが、3000円台ですし、そこまで贅沢は言えませんよね

電池の持ち

9時間の連続再生が可能。

実際に1日ずっとオンライン会議があった日に使い続けてみても朝から夜まで電池切れを起こしませんでした。

とても優秀だと思います。

充電

USB C 経由で充電します。

充電速度は普通。夜のうちに充電しておくぐらいがちょうどいいでしょう。

自動電源オフ

10分間操作されないと、自動的に電源が落ちる機能を搭載。

間違えてポケットに入れっぱなしにしていて、いつの間にか電池が切れていた、なんて事件が起きなくなっています。

防水防塵:最強防水

IPX8相当の防水性能を備えています。

IPX8は、IP系列で最高の防水レベル。水に30分浸しても大丈夫、というもの。

規格的には、雨はもちろん、長時間でなければプールで使ってもOK。ポケットに入れたまま洗濯機を回してもへっちゃら。

実際に水に5分ほど浸してみましたが、ペアリング先を求める青色LEDライトがずっと光り続けていました。強い。

保証:12+18ヶ月の長期保証

TaoTronics製品は、標準で12ヶ月、製品登録すると追加で18ヶ月の長期保証が付きます。

3,000円代と安いアイテムではあるものの、保証が長いに越したことはありません。

実際多くの人が遭遇する故障は初期不良くらいだと思いますが、サポートに連絡すれば対応してくれますので、安心して購入できます。

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実際に使ってみた感想

TaoTronics SoundLiberty 97 仕事のインカムに使ってみた

本体だけで9時間電池が持つ、ということで、

  • ほぼ1日7時間Web会議が入っていた日に、仕事用インカムとして
  • Web会議の間、昼食へ出るときも、道すがらの音楽鑑賞に

と、ほぼ1日つけっぱなしで過ごしてみました。(もちろん、耳の炎症が怖いので、ちょくちょく5分くらい外す時間を取りました)

Web会議の意思疎通は問題なし

マイク音質は正直「並」レベルですが、マイクのせいで意思疎通ができなかったことはありませんでした。

マイク音質よりむしろ、会議メンバーのネットワークが弱いことが原因での「ロボ声」のほうが頻発して困りました。

音楽を聴いていて疲れにくい

全体的に音が丸まっているせいか、音楽を聴き疲れません。

逆に、分解能が高かったり、ハイレゾだったり、シャープでインパクトのあるミキシングだと、耳というか脳が疲れるんです。

きっと無意識のうちに、音色を解釈しようと脳のリソースを使ってしまっているのでしょう。

なので逆に、音が丸まっているほうが脳に優しい。つまり聴き疲れしない、といことなのでしょう。

仕事用BGMでの集中力アップにピッタリ

最近、仕事用BGMにローファイが良い、という話が盛り上がっています。

ローファイとは、あえて音質を悪くした楽曲のこと。これが仕事効率化に良い、と噂なんです。

ぼくもちょくちょくローファイヒップホップを聴いていますが、EDMなどノリの良い曲を流しているときよりも、仕事が捗っている気がします。

たぶん前述の「音質が良いと無意識に脳のリソースを消費する」の逆で、音が丸いからこそ消費しなかった脳のリソースを仕事に振り向けられている、と解釈するのが妥当かなと。

その意味でも、仕事中のBGMにあえて音質を落としたSoundLiberty 97を使うのも、脳のリソースを有効活用して仕事を捗らせる1つの手段なのかもしれません。

NAE
NAE

低音が強めな点もローファイにマッチしますしね

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TaoTronics SoundLiberty 97はこんな人におすすめ

  • BGMで仕事や勉強の集中力を高めたい
  • イヤホンを長時間使うことが多い
  • 最後はコスパで選びたい

まとめ:集中力アップ用ギアとして

総合評価:

「ただの完全ワイヤレスイヤホン」として考えるなら、5,000円以下の完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときの最終候補には残ってくる実力を持っていると思います。

「仕事や勉強の集中力を高めるためのギア」として考えるなら、なにも考えず買いましょう。3,000円台で集中力が上がるなら安いものですし、仮に効果がなくても懐が痛くない金額です。

★−1としたのは、聴き浸れる音質ではないから。あらゆるシーンで汎用的に使うには心もとなさが残る点からパーフェクトと言えず、減点しました。

とはいえ、3,000円台という値段を考えるとコストパフォーマンスのきわめて高い魅力的な機種であることは確かですので、一度チェックしてみることをおすすめします。

以上「SoundLiberty 97レビュー | 脳が無駄に疲れない。仕事・勉強の集中力維持におすすめの高コスパ完全ワイヤレスイヤホン」でした。

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