パームレストを新調しました。
以前使っていたパームレストの高さがあわなかったためです。
選んだのは、「kalibri薄型木製パームレスト」。
高さ1cmと、木製パームレストのなかでは薄めですが、結果ぼくの好みの角度にフィットして、大変重宝しています。
紹介します。
kalibri薄型木製パームレストの購入理由
端的に、手持ちのメカニカルキーボードをHHKBと同じ高さ感で使いたかったからです。
ぼくは普段、HHKBをパームレストなしで使っています。手首の角度や指の曲げ具合など、その高さ感に慣れています。
一方、お気に入りのメカニカルキーボード「KEMOVE」の壱号機、弐号機とも、HHKBとキーキャップの高さが0.5cmほど違います。
するとどうしても、打鍵時の手首の角度がHHKBと違ってしまうんです。
結果、違和感が拭いきれず。結局HHKBに戻ることが多くなってしまっていました。
でも、せっかくのお気に入りのメカニカルキーボード。ちゃんと使っていきたい。
なので高さの差を埋めるのにちょうどいいパームレストを探していたんです。
一方で、高さ0.5cmのパームレストは存在しないようでなので、最薄のものということで、kalibriを試すことにしました。
kalibri薄型天然木パームレストの概要
注目ポイント
- 高さ1cm。薄型
とにかく薄い。これが一番の価値であり注目ポイントです。
仕様・スペック
- 素材: 木製 ※「くるみ色」と書かれているが、実際の素材は不明
- 重さ: 170 g
- 寸法: 30 x 7.6 x 1 cm
kalibri薄型天然木パームレスト レビュー
それではレビューしていきます。
外観・デザイン:しっとりしている
「くるみ色」ということで、濃いめの茶色。赤みがなく素直な色合いです。
中央にはkalibriのロゴマーク。葉っぱを思わせるデザインはヨガ・瞑想を想起させます。
裏側はこんな感じでなにもありません。
このまま使うと滑るので……
同梱されている固定用シリコンパッドを貼ります。
こちらも厚さ1mm程度。パームレストの薄さを殺しません。
ちなみに……
高さ調整したければ、ゴム足の厚さで調整すればOKです。
幅:30cm
横幅は30cm固定。ほかバリエーションはありません。
HHKBをはじめとした60%キーボードにぴったりです。
厚さ:1cm
厚さは最高部で1cm。
一般的な高さのパームレスト(先日購入したEnich Agent)と比べると、kalibriの薄さがわかります。
- Enich Agent:16mm
- kalibri:10mm
数字で見ると微妙な差ですが、手首の角度の実感はかなり違ってきます。
触感:木製なのにツルツル
表面はツルツルなにか塗装されているようで、ツルツルしています。
天然木削り出しではないため、木の吸湿性は期待できません。
手首の汗がたまりやすいので、タオルを敷いて使うと良いでしょう。
安定性:薄さゆえに調整が必要
底が真っ平らになっていないようで、右手前側が0.1mmくらい浮いてカタカタしてしまいました。
個体差かもしれませんが、そもそも薄い木材なので温度や湿度の変化でしなってしまうのは当然。
なので……
ガムテームで段差を埋めて解決しました。
Amazonにもカタカタしてダメというレビューがありましたが、ガムテープで解決できるのでご安心ください。
実際に使ってみた感想
良かったところ
- 個人的にはベストフィットな高さ
- ゴム足の厚さで高さ調整できる
- 安い(1,370円)
手元のメカニカルキーボードの高さにぴったりでした。
手首の角度が、パームレストなしでHHKBを使うのと同じくらいになるので、個人的にはベストフィット。
もし「もう少し高さがほしいな」と思ったら、厚いゴム足をつけることで好みの高さに調整可能。
あと、値段が1,370円と安いのもポイントです。厚み2cmクラスのパームレスト、だいたい2,000〜3,000円はするので。
悪かったところ(とその対策)
- 底面が歪んでいる場合がある
歪んでいるといっても、反り返っているわけではありません。
ガムテープで隙間を埋めるなりなんなりで解消可能です。
kalibri薄型木製パームレストはこんな人におすすめ
まとめ:自分には最高にマッチした
総合評価:
いいものが買えました。
モノとして良いというよりむしろ、
- 使っているキーボードの高さ
- キーボードを叩くときの手首の角度の好み
にジャストフィットしてきた点が高評価のポイント。
これまで手首の角度が原因で敬遠していたメカニカルキーボードをガンガン使えそうです。
以上「kalibri薄型木製パームレストレビュー | 高さ1cmが絶妙にちょうどいい」でした。