元経営者の父が語った、年代別に身につけるべきスキルとキャリア

キャリア別の役割をイメージした、チェスの写真

こんにちは、NAEです。

ぼくの父は元経営者です。
東証一部上場企業の海外支社長を務めたビジネスパーソンで、ぼくなんかよりもはるかにハイパフォーマー。

そんな父がその昔、ぼくが外資系コンサルティングファームへの就職が決まったと報告したときに話してくれたのが

年代別に身につけるべきスキル

でした。

元経営者の父の来歴

父は大学卒で某企業の地方工場に就職、本社への転属を経て経営企画などを経験したのち、海外支社へ赴任しました。

40代で現地法人の支社長となり、経営者としてM&Aなど敏腕を振るいました。

帰国後、50歳中盤にして転職を決意。某社の執行役員として物流改革などを指揮し、リタイアまで勤め上げました。

今は現役を引退し、母とともに趣味に生きています。

ビジネスマンとしての父は、ぼくをはるかに凌ぐハイパフォーマーだったんです。

元経営者の父の語った年代別に身につけるスキル

そんな父が、ぼくが外資コンサルに就職が決まったときに話してくれたのが年代別に身につけていてほしいスキルでした。

彼の言葉をそのまま言うと「転職希望者の採用基準」だそうですが、キャリアステップの考え方のひとつとして参考になるもののため紹介したいと思います。

20代は読み書きそろばんができて元気であること

20代に求めるのは、読み書きそろばんと元気であること。

読み書きそろばんとは、仕事やコミュニケーションの基礎を指す。話が通じる、打てば響く、数字がわかる。最低限そこはできていてほしい。

専門的なスキルや得意技はなくてもいい。それよりも積極性と馬力、つまり元気があってどんどん動いてくれる、行動力のほうはるかに重要だ。

火をつければどんどん燃える、カラカラに乾いた薪のような人材であってほしい。

30代は負けない武器を持っていること

30代に求めるのは、何かひとつ、誰にも負けない武器を持っていること。

負けない武器とは専門分野を指す。在庫管理、原価計算、マーケティング、人材採用、物流、経理・会計、品質管理、なんでもいい。

「自分はコレができる」と一言で強みを伝えられ、その分野の実務や部下の管理を含めてまるごと任せられることが望ましい。

火種を持っており、カラカラに乾いた薪に火をつけられる人材であってほしい。

40代は管理職として組織運営ができること

40代に求めるのは、管理職として組織を回せること。

ここでいう組織とは、大企業でいう部や課のような、50人〜100人規模のものを指す。30代で管理する範囲のチームではなく、そのさらにひとつふたつ上のものである。

20〜30代は馬力と専門性が武器だが、40代になると知識と経験が武器になる。それを駆使し、実務を担う20〜30代の人材にのびのびと動いてもらえる環境を作ることが40代の仕事だ。

炎がのびのびと燃えられる環境、つまり薪をくべ、火を起こす仕組みを作り、炎に酸素をどんどん送り込める人材であってほしい。

50代はいるだけで安心感を与えられること

50代に求めるのは、そこにいるだけで安心感を与えられること。

戦国時代の将軍を思い出してみるといい。本陣で全軍を指揮・統括する一方、ときには前線に赴いて兵に自分の姿を見せることもあるだろう。

それは戦いに勝つには士気がなにより重要だと理解しているからだ。そこにいるだけで兵、そして軍の士気が上がるのならば、その将軍は強い将軍と言える。

萎縮や恐怖心を取り除き、炎が安心してのびのびと燃える続けられるようにできる人材であってほしい。

60代は・・・

これから見つける。(当時の父は50代でした)

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昭和生まれのキャリアステップ論ではある

このキャリアステップ論は正直、昭和のかおりがプンプンするやつです。

ひとつの会社で勤めあげることを前提にしているし、年代別にロール(役割)が切られているあたり年功序列は当然という雰囲気です。

そのため

  • リーンスタートアップを前提としたビジネス展開
  • デジタルビジネスで求められるスキルセット
  • 年功序列が崩壊しはるかに流動性を増した人材市場
  • ダブルワークが当たり前になる今後の働き方

などなど、昭和とは状況が全く異なる2016年現在において、この教えがそのまま通用するとは思っていません。

しかし少なくともいつごろまでにキャリアとして何を考えるかの指針にはなりえます。

そして年代別ではなくロール(役割)別の話と捉えれば、今の自分を見直すヒントにもなるのではないでしょうか。

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まとめ:スキルとキャリアは自分で作っていくもの

というわけで、(昭和の人である)元経営者の父が語ったスキルセットやキャリアの話を共有してみました。

どんなスキルを身につけ、どのようなキャリアを歩むのかは自分が選択すべきものです。

ぼくは飽きっぽい性格なので、変化の波をサーフィンし続けるハイパージェネラリスト的なコンサルキャリアを選んでいます。
そのせいか自分は成功企業に巣食う寄生虫かもしれないと思ったりもします。

人によってはひとつのことを極めるスーパースペシャリストの方が性にあっているかもしれません。
ぼくの知り合いには50代でインフラエンジニアとしてAWSを使ってゴリゴリ実装してる人とかいますし。

今回共有したのはあくまでひとつの参考意見ということで、何かを考えるネタにしていただければと思います。

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