妊娠の体質変化で宇宙を超越する「アップサイドダウン 重力の恋人」レビュー

シェアする

妊娠している女性のお腹と女の子

先日Amazonプライムビデオで映画「アップサイドダウン 重力の恋人」を見ました。

設定や世界観、映像はとてもステキなSFなんですが…

ラストシーンが伏線無視のぶっとびエンドだったので紹介します。

※ネタバレあり

スポンサーリンク
スポンサーリンク

映画「アップサイドダウン 重力の恋人」のあらすじ

その映画というのがこちら。

あらすじを見てみましょう。

“二重引力”が存在する世界。真反対に引力が作用する双子の惑星は、貧困層の住む“下の世界”と、富裕層の住む“上の世界”に分かれ、両世界間の交流は法で厳しく禁じられていた。

いい感じですねえ。好きですよこういう異世界モノ。

現実にはありえない法則に支配された世界。どっぷり浸かる映画にはもってこいですよね。

下の世界に住む少年アダムは、上の世界の少女エデンに出会い、二人は恋に落ちる。だが、二人が一緒にいるところを境界を監視する警備員に見つかってしまう。急いで上の世界へ戻ろうとしたエデンは落下し、頭を強く打って意識を失う。

SF世界で恋愛メインときました。

富裕層と貧困層。社会ルールとしての断絶。さらに重力すら二人をひきさく。

恋愛モノで超えるカベとしては十二分です。

10年後。偶然エデンの生存を知ったアダムは2つの世界を唯一繋ぐ「トランスワールド社」に入社する。危険を承知で上の世界へ潜入し、エデンとの再会を試みるが・・・。 重力が真反対に働くそれぞれの世界に捕らわれたアダムとエデン。果たして二人は、この運命に打ち勝つことができるのか―?

さて、愛は運命を超えるのか?

超えてほしいものですねえ。どうやって超えるんでしょうねえ。

※以下、ネタバレ入ります

主人公アダムとエデンを阻む宇宙の法則

主人公のアダムとヒロインのエデンを阻む宇宙の法則は、重力です。

上の世界と下の世界、地面はお互い向き合っており、それぞれ重力を持っています。

下の世界で生まれたアダムは下の世界の重力に引っ張られます。上の世界生まれのエデンはその逆。

つまりアダムとエデンはお互い「上に落ちる」ことになるんです。

重力にあらがう3つの手段

そんな世界なので、二人が触れあうには重力に抗う必要があるんですね。

物語に登場する手段は主に3つです。

高い場所に行く

一つめは、お互い高い場所に行くこと。

物語の冒頭でアダムとエデンが出会うシーンでは、お互い高い山のてっぺんに登っています。

また、映画の中には上下の世界をつなげる高層ビルが登場します。

下の世界のアダムがこのビルを上に登れば登るほど下の世界の地面に近づくというわけ。

しかし、このままでは上下が逆のまま。恋人同士にするとあまりに不自然ですよね

上に落ちるように反物質を服に仕込む

そこで出てくるのが、2つめの方法。反物質の利用です。

反物質とは、逆の世界に置いてあるモノのこと。下の世界のアダムからすると、上の世界のモノが反物質ということになります。

であるならば、上の世界のモノをオモリとして使えばカラダごと上に落ちていきますよね。あとはカラダの向きを上下逆にすればいいだけ。

映画では、反物質を服に仕込むことでアダムは上の世界を訪れています。

が、限界があります。反物質同士が長時間触れあうと燃えてしまうのです。これもまた、宇宙法則。

そのため、調子に乗っていつまでも反物質入りの服を着てるとカラダが燃え始めてしまうんです。

「ピンクの粉」を混ぜた液体を注射する

そこで3つめの手段、謎のピンクの粉が登場します。

この粉をいい感じに下の世界の水に混ぜ、上の世界の水と混ぜ合わせるとあら不思議。プカプカと宙に浮いてしまうのです。まさに無重力状態。

この混合液をカラダに注射することで、上の人も下の人も注に浮くことができます。

注入量を調整すれば反対側の世界の重力に従うことも可能。画期的な発見ですね。

ちなみにピンクの粉の正体は最後まで謎のままです。

でもそんなことは恋人同士にとってはどうでもいい。

これで無事に宇宙の法則も打ち破れてキャッキャウフフできます。

めでたしめでたし

と思うじゃないですか
スポンサーリンク

ラストに飛び出す妊娠最強説

ラストシーン。

これまでは下の世界の住人のアダムが、さまざまな方法を駆使して上の世界のエデンに会いに行っていました。

しかしある日突然、エデンが下の世界にやってきます。

アダム「驚いたよ!どうして・・・どうして下の世界にいられるんだい?」

エデン「うふふ、わたしね、妊娠ししたの。それで体質が変わったのよ

エデン「わかるでしょ?」

わからないよ!

これまで積み上げた伏線はどこいった。ピンクの粉とはなんだったのか。

推理モノで全く関係ない人が犯人だったみたいなオチで、あいた口がふさがりませんでした。

たしかに妊娠は生命の神秘ですけど、宇宙の法則すら超越するっていうのはやりすぎじゃないかなあ。

あまりに驚いたので、外出中の妻にLINEしてみました。

映画アップサイドダウンを見たあとの妻とのやりとり

わからん

ですよねえ。

スポンサーリンク

まとめ:ぶっとびエンドだけど映像はキレイです

映画「アップサイドダウン 重力の恋人」において、妊娠は宇宙の物理法則すら超えるスゴイやつ、ということになっていました。

Amazonプライムビデオで無料で見られたからまだよかったけど、これ映画館で見てたらどうなってたことか。

とはいえ、映像はほんとうにキレイだしストーリー自体は引き込まれるのでいい映画です。

ただ設定とラストがツッコミ放題なだけで…

すでにネタバレしちゃいましたが、興味があればぜひどうぞ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

おすすめ記事

関連記事

コメント

  1. らら より:

    重力の恋人 の中で出てくる ピンクの粉の正体。
    本編を見ているのに分からないとは不思議です。
    あれは ピンク蜜蜂から採れた蜂蜜です。
    上と下の花の蜜を吸った蜂から出来る 蜂蜜です。
    ちゃんと 本編を見直しましょう。

  2. NAE より:

    ららさん
    コメントありがとうございます。言葉足らずで申し訳ありません。
    ぼくがピンクの粉の正体について疑問に思ったのは、納得のいく理由が描かれていなかったからです。
    ・なぜ蜂蜜なのか?
    ・なぜ蜂でなければならなかったのか?
    ・なぜこれまで発見されていなかったのか?
    などなど・・・
    SF作品にツッコミを入れるのは無粋かもしれませんが、気になってしまいました。