提供:株式会社CIO
Makuakeで目標金額の942%もの資金を集めて大サクセスしたMFi認証&PD対応のUSB-C〜Lightningケーブル「Tough Line」を入手しました。
「タフ」という名前のとおり耐久性がウリですが、本当にタフなのか?が気になったので、検証してみました。
「純正Lightningケーブルが断線しやすくて辛い……」という人はぜひ参考にどうぞ。
Tough Lineの耐久性レビュー

今回使うのは1mの黒。ほかに50cmと2m、白黒のカラバリがあります。
では確認していきましょう。
いかに耐久性を高めているか?デザインを確認

端子近くの一番断線しやすい部分に「断線防止ロングブッシュ加工」が施されています。
ようは硬めの樹脂による補強に、可動性を保つための切り込みを入れたものです。
この補強部分がグニュッと曲がって圧を吸収するのでしょう。

と思うじゃないですか

補強部分は結構固くてあまり曲がりません。むしろその先のケーブル部分がグニャっと……
嫌な予感がしました。ケーブル類は一番動く部分が一番壊れやすいからです。

大丈夫なのか?
実際の耐久力を検証
そこで実験です。
1,000回くらい、思いっきり折り曲げてみました。
こんな感じ↓
途中で親指が疲れたので、両指ででつまんで「いーとーまきまき」的にグリグリ回しまくりました。
結果は……

右:グリグリ前
左のグリグリしたケーブルには少しばかりクネクネしています。曲げたんだからこれはしかたありません。
拡大してみると……

ヒビ割れどころか、断線する様子がまったくありません。

強い……
というのも、そもそもTough Lineは10,000回の折り曲げテストに合格しています。
また補強部分のみでなく、ケーブル本体部分もシールド加工や防護メッシュによる高い耐久力を備えています。
つまり1,000回や2,000回の「いーとーまきまき」じゃビクともしなくてあたりまえ、ということです。
ちなみに純正Lightningケーブルは……
比較のため、同じ回数の「いーとーまきまき」を手持ちのApple純正Lightningケーブルに施してみました。
すると……

めちゃくちゃひしゃげました。
シワどころの騷ぎではありません。
拡大してみますと……

ケーブル表面のカバーがケバだって、いまにも崩れてしまいそうです。

弱い……
というわけで……
Tough Lineは、純正Lightningケーブルの何倍もタフだった
参考:同等のUSB-C〜Ligntningケーブルとの比較
参考までに、「MFi認証取得済、PD対応、約1m」という条件を満たす同等品を比べてみました。
AnkerのPowerLine IIがいい勝負してます。
差額は80円。そこに長さ10cmと折り曲げテスト回数2,000回の差が詰まっています。
なお折り曲げテスト回数は、そもそもテスト方法が同じかわからない以上、単純な数字比較は危険。
あくまで「両方10,000回くらいは耐えられるのね」くらいの解釈が妥当です。
つまりAnker Power Line IIとTough Lineは実質同等なので、Anker好きな人はAnkerを、タフさ重視ならTough Lineを選べばOKと言えそうです。
Tough Lineこんな人におすすめ
横向き寝で寝スマホ。身体を反対に向けるとケーブルがグイッと引っ張られれて断線。
結んだケーブルをほどかないままPC/MacにつないだiPhone。通知がきたのでiPhoneをグッと持ち上げるとケーブルがグイッと引っ張られて断線。
このような、充電しながらスマホを使う&あちこちに動かす的な使い方をする人ほど、ケーブルが断線しやすいので、丈夫さがウリのTough Lineを選ぶと良いでしょう。
またAnkerのような安牌でなく、新しいものを使ってみたいチャレンジャーにもおすすめです。
まとめ:選択肢に入れて損しない
Makuakeで盛大にサクセスしたTough Line。
検証の結果「タフの名に偽りなし」なアイテムだとわかりました。
PD対応のUSB-C〜Lightningケーブルはいくつも出回っていますが、きちんとMFi認証を取得している&頑丈で長続きしそうなものという意味で、選択肢に入れて損はありません。
純正Lightingケーブルが断線して困っているそこのあなた、いかがですか? けっこう強くて良い子ですよ、Tough Line。
以上「Tough Lineは本当にタフなのか?耐久性を検証してみた」でした。