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新しい仕事で居場所がなければ本を3冊読むといい

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本3冊

プロジェクトを転々する傭兵的な仕事をしていて一番苦しいのは、配属されてすぐの「すべてがゼロ」の時期です。

自分はそのプロジェクトでは1年生。他の誰もが、自分より多くを知っている。他の人に追いつくまでの期間、自分はただのお荷物。

こういう状態、実は結構キツいと思います。チームの中で自分の居場所を見つけられないと「ここにいていいんだ」感が乏しくなり、仕事における精神的安定が揺らいでしまうでしょう。

では、どうしたらいち早く自分の居場所を作れるのでしょうか?

今回は、ぼくが個人的にやっている&効果が出ている方法をご紹介したいと思います。

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本を3冊読むこと

その方法は、なるべく早く本を3冊読むことです。

配属先のプロジェクトやクライアントに関連する本を3冊ピックアップし、1週間以内に全部読み切ります。

選ぶ本は3種類です。

業界の全体像を解説する本

1つ目は、クライアントをとりまく状況を俯瞰できる本です。

どのようなトピックの仕事でも、自分がどのような立場で配属されても、このたぐいの本は必ず読むようにします。

なぜなら、担当領域だけに特化した知識だけのキャッチアップでは理解が及ばないことが多いからです。

いくら傭兵とはいえ、ボスたるクライアントがどのような状況にいるのか把握しないと適切な動き方はできません。

にもかかわらず、意外と多いんです、クライアントの業界について全く勉強しないまま仕事の現場に入ってくる人が。

目線が低いのか意欲がないのかわかりませんが、そんな他の傭兵たちを出し抜くのであれば、クライアントの業界について知識をつけるだけでも事足りる場合がままあります。

クライアントのビジネス構造を解説する本

2つ目が、クライアントのビジネス構造を解説する本です。

ビジネス構造とは業務フローのような作業レベルの話ではありません。

売上の源泉はどこか、コスト構造はどうなっているのか。そういったお金の流れに紐付いた「事業が儲かる仕組み」を把握します。会計視点と言っても良いかもしれません。

今あなたが片付けようとしている目の前の仕事は、すべてクライアントの事業活動の一部であり、必ずBS/PLのどこかに影響します。

その視点で仕事を俯瞰できているだけで、あなたはまわりの傭兵たちとひと味違った判断ができるようになるでしょう。

プロジェクトで扱うトピックに特化した解説本

最後に、プロジェクトで扱うトピックに特化した解説本です。

業務改善なら対象業務領域のもの、システム刷新なら導入対象のシステムやサービス、アウトソーシングならアウトソーシングなど、トピック特化の書籍は必ずどこかにあります。

なんでもいいので1冊買って通して読み、知識体系をインプットしてみましょう。

すると、いま自分は何を触ろうとしているのか、どこを変えるとどう影響するのか、ざっくり全体像が把握できるようになります。

一方、新しい仕事を始める多くの傭兵たちは、目の前の仕事に関連するピンポイントな資料や情報を集めに奔走し、全体像が見えないままあちこち無駄に走ります。

つまり、知識体系という全体マップが頭に入っているだけでも、それなりの差別化になるのです。

もちろん、必要であれば複数の本を買って読んでも構いません。読めば読むほど知識も視野も広く深くなり、他の傭兵との差別化につながります。

なるべく早く読み終わる

これら3種類の本を、新しいプロジェクトに配属されたらなるべく早く読み終わること。これが最もてっとり早く「自分の居場所」を見つける最短の道です。

読み終わった暁には、あなたは「クライアント内部の特殊な事情」という極めてローカルな知識以外を身につけている状態になります。

実はこういう人、意外と少ないんです。業界のこと、ビジネスのこと、領域特化のこと、すべてをまんべんなく語れる人。

内部事情にやたら詳しい人がいますけど、そんなもの後からいくらでもキャッチアップできます。それに知ってる誰かに聞けばいい話ですので、差別化にはなりにくいでしょう。

逆に配属後すぐに本に書いてある情報をインプットすると「アイツはモノを知ってる」と一目置かれるんです。こんなに楽に立ち位置をゲットできるんですから、本を読まない手はありえません。

ネット検索はほぼ無駄だと心得る

「仕事のために自腹で本を買うなんてばかげてる」

「いまやネットに情報はいくらでも転がってるんだから」

そう思われる人もいることでしょう。

しかし、ぼくからするとネット検索で時間を費やしてタダで情報を集めようとするほうがバカげてます。

なぜなら、ネットの情報は体系的に整理されていないことがほとんどだからです。

ピンポイントで疑問に答えるものはあるかもしれませんが、業界構造にしろビジネス構造にしろ業務にしろシステムにしろ、「コレの全体像はこうです」と一発でわかるものなんで極めてまれ。

そこらへんに落ちている断片的な情報から知識の全体像をリバースエンジニアリングして体系的に整理するのは、そのトピックに詳しくない人にとっては困難すぎます。

時間かかる割に得るものが少ない。わずかな書籍代を節約するために自分の貴重な時間を差し出している。

そんなコスパが悪い方法が、ネット検索でタダで知識を得ようとする行為です。素直に本を3冊買うほうが遥かに早いでしょう。

もちろん、当該トピックをよく知った上で最新情報を追うのならネット検索は便利ですが、最初に知識体系をインプットするのにネット検索は向かないという話です。

まとめ:本を読もう。まずはそれからだ

以上、新しい仕事やプロジェクトに入ったらまず3冊本を読もうというお話でした。

ビジネス関連の本を3冊となると少なくとも5000円はかかります。

自腹を切るには少し大きな値段ですが、いずれは必要になる知識なんです。

仕事のスタートダッシュと職場の居場所という精神的安定を考えると、なんとも安い投資ではありませんか。

本を読みましょう。まずはそれからです。

 

キャッチアップについてはこちらの記事もどうぞ。

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