Huawei P20 ProのSIMフリー版は気になるけど、割賦払いで本体代が実質2万円台というドコモ版も捨てがたい。結局どっちを買ったほうが安いの?
……と悩んでいる方に向けて、ざっくりコストを計算してみました。
先に結論をいうと、通信量が月5GBの場合、コスト面だけでいえば
- 1年半未満……ドコモ版が安い
- 1年半以上……SIMフリー版が安い
ということになります。
参考 Huawei P20 Pro SIMフリー版はどこで買うと安いのか調べてみた
比較結果グラフ
だいたい18ヶ月目=1年半くらいで、総額が入れ替わります。
買ってから2年後の時点で比較すると、SIMフリー版のほうが3万円以上安くなる計算になります。
- ドコモ版:185,448円
- SIMフリー版:153,280円
詳しい比較条件
なるべく条件を揃えています。
- データ通信量:5GB/月
- 音声通話/SMS:あり
- 各種オプションサービス:なし
- その他ポイントバック:考慮なし
- 故障させずに使い続ける
料金の算出根拠は以下の通り。
- ドコモ料金:
料金シミュレーションで計算
→初期費0円+月々7,727円 - SIMフリー料金:
海外通販の最安値+標準的な価格帯の格安SIM「IIJmio」の音声通話つき5GBプラン
→初期費10万円+月々2,220円
ドコモ版は割賦払いで本体代の実質負担金が22,680円と安いですが、回線代が6,782円/月と高いので、長く使うだけ高くつきます。
SIMフリー版は本体代に10万くらいかかるものの、回線だが2,220円/月と安いので、長持ちさせるほど低コストになります。
故障したときの修理代には注意
コスト比較の前提に「故障させずに使い続ける」と書いたのには理由があります。
SIMフリー版を海外から買う場合、故障したときの修理代がかなり大きいからです。
ドコモ版の場合、多少の故障ならドコモショップに持ち込めば直してもらえますし、本格的な修理・交換の対応もOKです。
しかしSIMフリー版を海外から買うと、当然ドコモショップは知らんぷり。なので壊れたときは
- 自前で修理する(原因特定、部品の取り寄せ、分解・交換作業など)
- 街の修理店に持ち込む
のいずれかになります。
自前での修理は結構大変で、お金も時間もかかりますし、修理後に正しく動くかも自己責任です。
たとえば、ぼくはGoogle Pixel 2という日本未発売のスマホを使っていて、つい先日故障したので自前で直したんです。結果、交換部品だけで2万円かかったうえ、防水機能も失われてしまいました。
街の修理店に頼むにしても、おそらくドコモショップでの修理よりかなり高くつくはずです。部品の調達コストがかさむはずなので。
したがって、ドコモ版かSIMフリー版か選ぶときは、自分はスマホを壊しがちかどうかまで考慮すべきでしょう。
まとめ:1年半以上「壊さずに」使うならSIMフリー版を選ぼう
スマホを壊さない=ショップ持ち込みや部品の取り寄せなどが必要ない状態で使い続ける前提であれば、
- 1年半未満……ドコモ版が安い
- 1年半以上……SIMフリー版が安い
となりました。
P20 Pro SIMフリー版の最安値については、過去記事「Huawei P20 Pro SIMフリー版はどこで買うと安いのか調べてみた」にまとめているのでご覧ください。

以上、「Huawei P20 Proドコモ版とSIMフリー版はどっちがお得?コスト比較してみた」でした。
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