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Googleアナリティクスにアシスタント機能が登場。AIのアドバイスは有益か

投稿日:2016年11月3日 更新日:

Googleアナリティクスアシスタント

Googleアナリティクスアプリ、スマホに入れてますか?

管理するサイトのアクセス解析をお手軽に見られる便利なアプリです。

そんなGoogleアナリティクスアプリに「アドバイス機能」が追加されていました。人工知能(AI)がサイト改善のアドバイスをしてくれるそうです。

人工知能、ステキな響きですね。最先端っぽいですね。が、人工知能だからといって万能なわけではありません。

AIのアドバイスって実際どうなの?

使ってみて、便利さと同時に限界も見えました。

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Googleアナリティクスアプリに「アシスタント」メニューが追加

Googleアナリティクスのアプリはこちら。

ブログをはじめWebサイト運営者の必須ツールであるGoogleアナリティクスを、スマホから見られる便利なアプリです。

Google アナリティクス

Google アナリティクス
開発元:Google, Inc.
無料
posted with アプリーチ

 

ぼくも当ブログへのアクセスをちょくちょく見ています。ブログは自分の作品。評判、気になりますもんね。

今朝も起床後、アクセス数どんなかな?と開いてみると、

Googleアナリティクスアプリのメニュー

NAE
「アシスタント」?

Googleアナリティクスのアシスタント機能とは?

これは先日、Googleアナリティクスの英語版に試験的に追加され話題になったアシスタント機能です。

Googleの純正AIがGoogleアナリティクスのデータを分析し、改善のサポートをしてくれます。

参考 Google Analyticsの本気。AIによる無料アドバイス機能『Analytics Assistant』の衝撃 - BITA デジマラボ

 

これまでは英語版アプリにしか展開されていなかった機能。

どうやら今日時点で日本語版でも使えるようになった様子。出てこない方は、アプリを最新版にアップデートしてみてください。

 

※2017-01-04追記

2017年1月4日現在、アシスタント機能が使えなくなっているようです。

後日、使い勝手などがより強化されたバージョンがリリースされるかもしれません。

これより以下の内容は、本記事を公開した2016年11月3日時点で使えた機能について述べています。

Googleアナリティクスのアシスタント機能で実際にわかること

人工知能がアドバイスとは、サイト改善が捗りそうですね。試さない手はアリません。

では実際に見ていきましょう。

 

「アシスタント」メニューを選択すると現れる案内。シンプルな絵がいいですね。次に行きます。

Googleアナリティクスアシスタントの案内

 

2016年11月3日時点ではメニュー表記は全部英語のようです。よしがんばろう。

Googleアナリティクスアプリのポップアップ

分析の種類は現時点で7つ

すると、7つのカテゴリがあらわれます。

Googleアナリティクスのアシスタント画面Googleアナリティクスのアシスタント画面

それぞれの意味はこちら。主に週次での比較レポートをしてくれるようです。

  • コンバージョン率
  • 全体的な通信簿
  • 平均サイト滞在時間の変化
  • PVがはね上がったページ
  • 1000セッションあたりの収益の変化
  • 新規ユーザ数の変化
  • セッション数の変化

 

全体的な通信簿は、他の指標をまとめて見るためのサマリですね。

Googleアナリティクスのアシスタント画面

アドバイスは各分析カテゴリの中に書いてある

各カテゴリは分析とアドバイスの2段構えになっています。

試しに「PVがはね上がったページ」を見てみましょう。

Googleアナリティクスのアシスタント画面

 

実際にPV数がどのくらいはね上がったかの数字の下。「Recommendations」と書いてありますね。これがアドバイスです。

Googleアナリティクスアプリのアシスタント画面

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強みを活かす方策の提言ですね。ちょっとざっくりしてますが、参考になります。

アドバイスは改善すべきポイントを指摘してくれる

強みを活かすアドバイスだけでなく、悪化したところを指摘もしてくれます。

 

たとえば、平均セッション時間が短くなってしまった場合。分析を見てみます。

Googleアナリティクスのアシスタント画面

 

悪化の元凶になっているセグメント(流入元やアクセス元地域等)が特定されています。

より深い分析データを見てみましょう。

Googleアナリティクスのアシスタント画面 セグメント分析

 

すると、これまでのGoogle Analyticsアプリにもあった「カスタムレポート」の画面に飛びます。

ここには特にアドバイスは現れないようです。

カスタムレポート

Googleアナリティクスのアシスタント機能はあくまでサポート

どうやら他の分析カテゴリも同じ感じの様子。アドバイスはすこしざっくりで、悪い部分は分析用のグラフを表示するにとどまっています。

したがって、Googleアナリティクスのアドバイス機能は

  • 改善のための気づきをくれる
  • 見るべき分析・数字を提言してくれる

ものとして扱うのがよさそうです。

AIによるアドバイスといっても、過剰な期待は禁物ってことですね。

ピンポイントで記事のココをこうしろってレベルのものを期待してはいけません。

アシスタント機能が有益に使えるシチュエーションとは

※2016-12-16追記

Googleアナリティクスのアシスタント機能のリリースから1ヶ月が経過しました。

結局、本記事を書いて以降アシスタント機能を見る機会がガクッと減りました。

その理由の考察から、Googleアナリティクスのアシスタント機能を有効に使えうるシチュエーションについて、書いていきたいと思います。

当ブログでアシスタント機能を使わなくなった理由

当ブログの分析においてGoogleアナリティクスのアシスタント機能を使わなくなった理由は2つあります。

当ブログの特性と、Googleアナリティクスのレポート機能の利用状況です。

当ブログの特性による理由

当ブログの仕事術からライフスタイル、テクノロジーなど幅広いトピックについて書いている雑記系のブログです。

カテゴリは5つに整理しているものの、書きたいと思った記事を好きなように書くというスタイルで運営しているため、基本ひとつひとつの記事のトピックは単品で強い関連性はありません。

そのためひとつひとつの記事が異なる題材・商品を扱うランディングページのような性質を持っており、ブログ全体としてのアクセス数(PV)やコンバージョンレート(CVR)を上下する変数が非常に多いのです。

結果、Googleアナリティクスのアシスタント機能が提供する「Webサイト単位の分析」は要因の総因数分解が非常に困難、かつ「ページ単位の分析」は分析対象ページが非常に多いため分析しきるのが難しい・・・という状態に陥りました。

 

雑記ブログにおいて、アシスタント機能は使い方そのものに工夫が求められるようです。

しかしその工夫をする意味もあまり感じない、もうひとつの理由があります。

Googleアナリティクスのレポート機能の利用状況による理由

すでにGoogleアナリティクスのレポート機能で必要な観点からのレポートを作っていたのです。

  • 総PV数とその内訳レポート
  • 検索経由のランディングページPV数
  • イベント数の分析レポート
  • アフィリエイトリンクのクリック率レポート
  • 上位の検索ワードのレポート(Search Console)
  • 上記についてページ別や期間カット(日別、週別など)のレポート

これらを組み合わせた結果、Googleアナリティクスのアシスタント機能を使わずともある程度当ブログをとりまく情勢がわかってしまうんです。どの記事のアクセス数が増えているのか、どのページが減っているのか。

結果、Googleアナリティクスのアシスタント機能は「すでに自前で実装済のレポートのサブセット」的な位置づけになってしまっていたのです。

Googleアナリティクスのアシスタント機能が有益なシチュエーション

以上のシチュエーションを裏返すと、Googleアナリティクスのアシスタント機能が有益に働く場合が見えてきます。

トピック特化型のサイト

まずはWebサイトの特徴ですが、トピック特化型のサイトはGoogleアナリティクスのアシスタント機能と相性が良いように思います。

特化型のブログ、コーポレートサイト、ランディングページのみからなるペラサイトなどが該当します。

トピックをとりまく情勢がWebサイト単位のPVやCVRの変化にダイレクトに表れやすいですし、ランディングページ単体のみを分析するのならページ単位のアシスタント機能も有効に働きます。

Googleアナリティクスの分析レポート初心者

もちろんGoogleアナリティクスのレポート機能を組み合わせればこれらの分析もできてしまいます。

しかしそこまでGoogleアナリティクスを使いこなせていない初心者の場合、気づきを与えてくれるアシスタント機能はありがたい存在になりえます。

Web担当者なら遅かれ早かれGoogleアナリティクスのレポート機能の使い方を覚えることになると思うので、それまでの暫定的な分析として使う、というのが現実的でしょうか・・・。

アシスタント機能は発展途上。今後のアップデートに期待

※2017-01-04追記

2017年1月4日現在、Googleアナリティクスアプリでアシスタント機能が使えなくなっているようです。

来週またお試しください

「来週もう一度お試しください」とありますが、実は2016年12月中旬くらいからずっと同じ表記のまま。

いつごろどのような形で帰ってくるのかは、Googleのアップデートの広さや深さによるため、知るよしもありません。

もしかしたらメニュー表記の日本語化だけかもしれませんし、グローバル全体に影響するコアな分析機能に手を入れている可能性もあります。

願わくば単なる日本語化のみならず、「さすがGoogle!すごいAI!」と驚かせてくれる分析機能を引っさげて帰ってきてほしいですね。

まとめ:仮説を立て検証するのは自分

というわけで、Googleアナリティクスのアシスタント機能は便利だけど万能ではないというお話でした。

最近は人工知能がサイトデザインを自動改善!なんて話も出ています。

Googleアナリティクスゆくゆくはも同じ方向に進む気がしますが、当面はクリック解析のお世話になりそうです。

今後に期待しています。

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