日本で最もドローンが飛ばしにくい場所である東京都心で、ドローンを練習する5つの方法を紹介します。
法律や条例で厳しく飛行が制限されている都心でもドローンを練習して楽しみたい。そんな方の参考になればと思います。
自宅屋内で練習する
航空法や都の条例による規制を受けない自宅屋内で練習する方法です。
都心住まいでドローンを買った人にとって、これがはじめの一歩でしょう。
大ぶりのトイドローンでもホバリングや少しの移動なら練習できますし、本体の小さいナノドローンであれば複雑な操縦も可能でしょう。
ちなみに条件さえ満たせばマンションのベランダでも飛ばせます。
参考 マンションのベランダでドローンを飛ばせる方法を、法律をもとに考えた
ドローンシミュレーターアプリで練習する
ドローンシミュレーターのアプリを使って、スマホでドローンの練習をする方法です。
臨場感には乏しいですが、「ドローン初心者向けの基礎練習」に取り組む初心者がドローン独特の操作感覚を身につけるのには役立ちます。
またFPVや空撮をできるドローンを持っていない場合、アプリで気軽に疑似体験することも可能。
おすすめのiPhone/Androidアプリは下記2つです。これら以外も試しましたが、操作感が実機とかけ離れていたり、実際に操縦するときの視点でドローンが見られなかったりで、練習になりませんでした。
ドローン練習場を借りて練習する
23区内にあるドローン専用の練習場を借りる方法です。
練習場名 | 場所 | 料金 |
---|---|---|
LIONS FACILITY | 都営地下鉄「森下」「菊川」駅 徒歩5分、「両国」駅 徒歩12分 | 650円~/30分 |
DJI ARENA | JR/京成線「小岩」駅 徒歩15分 | 800円~/30分・人 |
いずれの施設も有料でドローンの貸出やサポートも行っているため、メンテに不慣れな初心者でも安心です。
詳しいサービス内容や条件は、各施設のWebサイトをご確認ください。
ドローンOKなレンタルスペースを使う
体育館やフットサルコートなどをレンタルして使う方法です。
スペース名 | 場所 | 料金 |
---|---|---|
ボンフィン三鷹平沼園 | JR中央線「三鷹」駅 徒歩5分 | 7,560円~/時間 |
足立室内ドローン練習場@TPL | 東京スカイツリーライン「竹ノ塚」駅 徒歩15分 | 4,000円〜/時間 |
MIFA Football Park | ゆりかもめ「新豊洲」駅 徒歩2分、有楽町線「豊洲」駅 徒歩13分 | 79,075円~/時間 |
いずれの施設もアクセス良好。それに広さが300㎡以上あるので、のびのびとドローンを飛ばせます。
そのかわり料金は高めですが、大人数でワリカンすればリーズナブルに使えるでしょう。(MIFA Football Parkだけケタ違いに高いですけど……)
詳しいサービス内容や条件は、各施設のWebサイトをご確認ください。
ドローンスクールで本格的に練習する
場所を借りての自主練ではなく、スクールでがっつり学ぶ練習方法です。
スクール名 | 場所 | 料金 |
---|---|---|
ドローンライセンス取るならDSJ東京中目黒校 | 都営新宿線「船堀」駅 徒歩9分 | 120,000円(フライトコース/2日) 200,000円(ビジネスコース/2日) |
認定インストラクターが指導にあたるため、「初心者向けチュートリアル動画」を見ながらの自主練よりはるかに時間効率よく上達できます。
また座学も含まれるので、ドローンに関する法規・法律、機材やメンテナンスの知識も学べます。
ただし料金が非常に高いのがデメリット。いきなり2桁万円をポンと出すのは難しいでしょう。
しかし下記のDSJ公式サイト経由で申し込むと、上で紹介したDSJ中目黒校と同じDSJグループのお試し講習が選べます。
- スカイチャレンジコース(初回限定90分1万円)
- 無料体験コース(無料)
スクールでの練習を考えている人は、まずは無料体験で感じを見てみてはいかがでしょうか。
まとめ:都心でもドローンは練習できる
以上、都心でドローンを練習する5つの方法を紹介しました。
人口密集地である都心は、広い場所が必要なドローンとの相性は最悪です。
しかしそれでも練習のしようはあるもの。
逆境に負けず、ドローンを楽しんでいきましょう!