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気楽に生きたい外資コンサルのブログ

カタカナ語批判は要は英語コンプレックス。使う側にも理由がある

仕事術 仕事術-コミュニケーション
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世界に目を向けよ

ぼくはポジ熊さんのブログの読者でアップされる記事は毎回楽しく読ませてもらっているポジ熊さんファンなわけですが・・・

こちらの記事の内容はちょっとなあと思ったので、失礼を承知で一筆書かせていただきます。

いつまで日本語にこだわって消耗してるの?

www.pojihiguma.com

ぼくがカタカナ語を使う理由

一言で言えば、外資系のコンサルティング会社で仕事をしてるぼくにとってはそっちの方が環境上便利なんです。

まず、英語に慣れないと自分だけ損をします

社内では日々英語のメールが飛び交います。社内システムや交流サイト、全社向けに提供される研修資料や会社全体向けのアナウンスメールだって当然英語です。その中には自分に直に影響のある組織変更や会社提供の保険の申請期限の通知、自社株買いの案内なども含まれており、見逃していると自分だけ損をしてしまうんです。

次に、カタカナ語を話すほうがむしろ楽です

英単語を織り交ぜて日本語を喋ると、その英単語が日本語の単語と同等の意味感を持って使えるようになります。日本語を話していると言葉やニュアンスからなんとなく話の行間を読めてくることってあるじゃないですか。あれと同じことが英単語でもできるようになるんです。

それがなぜ楽なのか?

相手が日本人だろうが外人だろうが「エビデンス」「アジェンダ」「ファクト」と言えば通じるからです。そもそもぼくの会社は全社員のうち日本人は5%しかいません。そのため日々仕事をすすめる中で海外のメンバーとメールやチャットでやりとりする機会もたくさんあります。なので外人に合わせるほうがはるかにリーズナブルなのです。

これらの理由から、可能な限り頭の中は英語にあわせておきたい。そういう人がたくさんいるので外資系企業の人間はカタカナ英語を日本語の日常会話でも使いがちなんです。

もちろん相手にあわせて言葉を切り替えるよう意識していますが、「アジェンダって日本語でなんだっけ?」となることが多々あり、ついついカタカナ英語を使ってしまう時もあります。言葉は使ってないと忘れてしまうものなんですよね・・・

あなたがカタカナ語を使う理由

もちろん、あなたがカタカナ語を使う理由だってあります。英単語に慣れることができるからです。

日本人にとって英語は難関であることはみなさんご存知の通りです。言語の構造がそもそも異なるとか、完璧に話せないと恥と感じる国民性とか、いろいろな要素がありますが、とかく日本人は英語が苦手です。英語だからといって感情的に毛嫌いしてしまう人もいます。

でも、普段仕事で英語を話していて思うのは文法さておき単語さえ並べればだいたい通じるということ。

「おひや下さい」であれば「I think I would like a cup of water」みたいな気取った言い方じゃなくて「Water please」でいい。

「この噴水のショーていつ始まるの?」であれば、たどたどしく「When water come out?」と言えばいいんです。

とどのつまり、英単語に慣れることは英語を使うための第一歩なんです。

慣れるためには普段使いの言葉に英語を混ぜるのが一番。そうすればゆくゆくは苦手意識だって消えますし、上に書いたように日本語と同じような意味感で使えるレベルになります。それはつまりその英単語をマスターしたということ。

もっと英語に慣れよう!

そもそもカタカナ語への批判って英語に対する拒否反応=感情論の側面も多分にあると思ってます。カタカナ語がTPOにそぐわしくない場合があるという批判もわかりますが、あまりに批判が多いのを見て「あー拒否反応起こしてんな」とも感じるわけです。

その拒否反応で消耗して英語を学ばない。そんなことではそもそも立ち行かなくなる。そんな世界がやってくると思っています。危機感をもっと持っていいと思うんです。それが冒頭に「まだ日本語にこだわって消耗してるの?」と煽り気味に書いた理由です。

以下、英語に慣れる(読み書きができるようになる)べき理由を書きます。

最新情報は常に英語

これ。日本語訳したものが出てくるのは早くて1週間、遅ければ永遠に翻訳されません。

特にIT系はこの傾向が顕著です。技術調査をしたことのある方は日本語でググっても全然答えが出てこないのに英語でググると一発で出てくるという経験があると思います。またベンダーの製品に関する問い合わせを日本の窓口にしても「これより新しい情報は英語資料しかないので・・・」という返答があることがあると思います。

また新しい製品やサービス、スタートアップに関する情報も海外サイトのほうが情報が早く良くまとまっています。最新鋭のスタートアップの動向を見るなら国内のクラウドファンディングサイトよりKickstarerIndieGoGoのほうがはるかにプロジェクトの数が多く、面白いものもたくさんあります。

黒船来航を予期できる

これは企業向けではありますが・・・

FujitsuやNECなど、国内でサーバを売っていたIT企業がAmazonにシェアを奪われ続けている事実をご存知ですか?もともとAmazonは本の通販サイトだったのが、いつの間にか幅広い商品を扱うようになり、いつしかそれを下支えするシステムインフラをクラウドサービスとして外販するようになり、今ではクラウドインフラ業界の最大手です。

またUberというサービスが日本のタクシー業界に殴りこみをかけていたり、AirBnBがホテル業界の最大の脅威になっていたり、こういった例は枚挙にいとまがありません。

いわゆるディスラプション(もしくはデジタルディスラプション)というやつです。いつの間にか他の業界の企業だと思っていた黒船がいきなり自分の領域に殴りこみをかけてシェアをがっさり奪っていく現象。

これまでのディスラプター(ディスラプションを起こす企業)はそのほとんどが海外の企業であり、その初期の動向は英語でしか発信されないことが多い。海外のニュースメディアではものすごい話題になっているのに日本語に訳されていないから日本人はなにも知らず、気づいたらヤられまくっている。こんなの哀しいじゃないですか。

そのため、英語で発信される海外の最新の動向をチェックしておけばディスラプションを予期できる可能性があります。

バカにされる(+危ない)

最後に、英語が喋れない人は純粋に見下されます。世界で戦うなら英語で言いたいことを言えるのが当たりまえ。外人の感覚からすると何も言わない=なにも考えていないなので、英語ができなければ単純にバカにされます。

また「英語喋れるのカッコいい!」と外人に付いていってしまう日本人女性とか、英語が話せないから外人女性に相手にされない日本人男性とか・・・これ、純粋に悔しくないですか?

また、英語に慣れていないと危ないシーンもあると思います。(日本にいればそうでもないと思いますが・・・)

たとえば、海外で英語で話しかけられて適当に「Yes」と答えていたらいつの間にか公衆便所に連れられてケツの穴掘られそうになったとか・・・

ハロウィンのTrick or Treatでドアを開けたら「Freeze!」と言われたけど「Please!」に聞こえて近づいて行ったら撃たれて命を落としたとか・・・

世界に目を向けようよ

グローバル化の流れはもはや止めらないし、最新情報はいつも英語だし、黒船だって入ってくるし、外人連中から小バカにされるのは嫌だ。

そろそろ英語に対する嫌悪感に打ち勝って英語にチャレンジしませんか?

日本語にこだわって消耗するより、逆に自分の幅を広げて英語を学びましょうよ。英単語さえ使い慣れれば少なくとも会話はできるんですから。カタカナ語を認め、使うことがその第一歩になるのではと思ってます。

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