NaeNote

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

NaeNote

気楽に生きたい外資コンサルのブログ

グロースハックにおける倫理や誠実さの重要性

デザイン デザイン-UI/UX
このくらいシェアされています
スポンサーリンク
【おトク情報】 12月12日(月)まで!Amazonが本気の割引セール「CYBER MONDAY SALE」を開催中。会場はこちら!

 

f:id:nice_and_easy:20161013192834j:plain

こんにちは、NAEです。

とあるブログにアクセスしたら上のようなダイアログが出てきてビビりました。

アプリを使いますか?→「はい」「もちろん」

という選択肢に見えますが、これってどうなんでしょう。

今回はそんなお話。

グロースハックはやりすぎると倫理や誠実さを食い潰す

右上の×ボタンとか外側の暗い部分とかをタップすればダイアログが消えるのはなんとなくわかりますが、パッと見で選択肢がYesしかないように見えます。

ミスリードだし、誠実さに欠けるとは思いませんか。ぼくはこれを見て、このブログサービスは使わないだろうと思いました。

おそらく、アプリインストール率を高めるためのグロースハックの一環でしょう。

とはいえ、グロースハックは露骨にやりすぎると倫理・誠実さを食いつぶします。

グロースハックの目的はKPI向上。でもそれだけでいいの?

誠実さに欠けるグロースハックでもKPIは向上させられる。でもやり過ぎるとユーザからの信頼が失われる。最近の事例で言うとWantedly。古くは退会処理がきわめてわかりづらいと言われ続けている楽天。

note.mu

ユーザは選択する権利を持っているので、選択という行いにおけるユーザの自由を奪ってはいけないし、奪っているような見せ方をしてはいけない。

個人的には「今すぐ購入」ボタンを常に表示させておくのは上手いやり方だと思います。すぐ買うという新たな選択肢を与えながらも、ユーザの選択肢を狭めてはいないから。

不誠実なグロースハックは信頼喪失リスクを高める

今の時代、顧客は自分の好きなときに好きなサービスを使うことを望みます。興味を持ったときにすぐ利用できることがサービスに求められているのです。

そのため企業としては、いかに顧客の一瞬の興味を捉え、その瞬間にコンバージョンまで持っていくかに注力しています。選択肢が「はい」「もちろん」しかないのもこの施策の1つです。

逆に言うと、顧客は興味を失ったサービスからは早いところ身を引きたいと思っています。興味ないサービスがいつまでもプッシュ通知やダイレクトメールを送ってくるのは正直ウザいですし、退会したいのにできないなんて余計にイライラします。

募ったイライラはブログやSNSで吐き出されかねません。それが拡散するとどうなるか?答えはさきに紹介したWantedlyの通りです。ブログ記事に書かれ、多数のはてなブックマークがつき、Facebookにシェアされ、Twitterでも拡散されます。

KPIに執着するあまり誠実さや倫理が軽視されるようなUIやUXはレピュテーションリスクを高めるのです。

まとめ:グロースハックに倫理と誠実さを

サービスを知って、興味を持ち、使って、飽きて退会する。この一連のカスタマージャーニー全体をいかに心地よく流せるかを考えるのが信頼を得るための第一歩です。

退会しにくくすることに腐心するより、気持ちよく退会できるようにした上で、その分の労力をサービスの魅力向上や再入会のための施策に傾けるという選択肢だってあっていいと思いませんか。

今回は以上です。

スポンサーリンク