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気楽に生きたい外資コンサルのブログ

スキルをすばやく身につける最強のスキル「キャッチアップ力」について

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new skillとペンで書かれた5ミリ方眼紙

こんにちは、NAEです。

某所で

練習の質と量ではどちらを優先すべきか?

という議論が起こっているのを目にしました。

ある人は「量は質に転化する」と言い、またある人は「型を守らない素振りには意味がない」と叫び・・・


どちらが優先というより、要するにスキルが身につけばいいんですよね。それも素早く。

ならばキャッチアップ力にこそ、焦点を当てるべきです。

今回はそんなお話。

キャッチアップとは

キャッチアップという言葉、あまりなじみがないかもしれません。

キャッチアップとは、追いつく・遅れを取り戻すことをいう。

これが転じてビジネスシーンでは、未経験の領域や業界の仕事場に入った際に、その仕事内容や作業目的、業界背景などを理解するためにとる手立てや行動をキャッチアップと呼ぶことが多い。

出典:キャッチアップとは|ビジネスマンのためキーワードで覚える!ITビジネス用語辞典

IT・ビジネス用語辞典ではこのような定義がされています。

しかし、この記事ではもうひとつメタな捉え方、必要とされるスキルをすばやく身につけることをキャッチアップと定義したいと思います。

マイナスをゼロにする、足りない知識を埋める。それだけでなく、第一線に立つために必要なスキルを身につけることをキャッチアップと呼びたい。

キャッチアップ力とは

したがって、「キャッチアップ力」を一言であらわすとスキルを素早く身につけるスキルとなります。

厳密に言うと戦力になるまでのリードタイムを短くする能力でしょうか。

新しいことを始めるときには必ず「学び」の期間が必要です。研修期間というやつですね。あるトピックやビジネスにおいて価値を出せる存在になるためにスキルを身につける期間です。修行と呼ぶこともできます。

必要な修行期間はトピックや当人の過去の経験によって幅があります。匠の技を身につけるなら長い時間が必要でしょうし、簡単なオペレーションであれば数時間で済むこともあります。同じような仕事経験があれば即戦力として扱われることでしょう。

キャッチアップ力の重要性をあらためて強調する理由

そんなん知っとるわ。昔から言われとろうが。

なんていうツッコミが聞こえてきそうなので、なぜ今あらためてキャッチアップ力なのかという話しをしておきたいと思います。

ぼくがあらためてキャッチアップ力の重要性を書こうと思った理由は、求められるスキルの変動が激しくなってきているからです。

変化が激しい中でひとつのスキルに依存するのはリスキー

これまではひとつのスキルを磨き上げる専門職人的なキャリアでも十分戦えるフィールドがありました。(もちろん分野によりますが)

しかし、今やデジタルディスラプションの時代です。テクノロジーの力を使ってAmazonが書店やサーバ販売業者を蹂躙したように、これまで競合としてみなしてこなかった黒船企業が突然やってきてすべてを奪っていく。そんな不連続な変化が日々起きています。

マクロな視点でそのようなことが起きている。ではミクロの視点ではどうか。

最悪の場合、自分が強みにしているスキルが役立たずになるなんてことが起きえます。だってそのスキルが役立つとみなされるフィールドがどっか行っちゃうんですから。

極端なモノ言いかもしれませんが、ひとつのスキルに依存するのは危ないという危機感は持っておいたほうがよいと感じています。


リスクヘッジの代表的な手段はこちらのふたつ。

  • より汎用的なスキルを身につける
  • スキルポートフォリオを築く

ですが、これらにも限界があるんですよね。

汎用スキルはそのままでは使えない。活かすには専門スキルが必須

汎用的なスキルとは、需要がなくなる危険は少ない、どこでも使えるスキルを指します。細分化された専門的なスキルの対局にあるものです。

語学、コミュニケーション能力、ビジネスフレームワーク、抽象的な思想や学問などがそれにあたります。最近ではプログラミングもこの範疇に含まれつつありますね。

ただ、汎用的であるぶんそのまますぐに役に立つことが少ない、個別具体的な課題に当てはめて活用するには「応用力」が必要、などの課題がつきまといます。

英語ができます
→なるほど。で、英語で何ができるの?

コミュニケーション得意です
→ほう。それ使ったら何が実現できるの?

フレームワークによる分析できます
→教科書的な分析に意味はないんだけど?

思想・哲学に詳しいです
→目の前の人はそれ理解できる?

プログラミングできます
→で、何が作れるの?

結局はスキルを価値に転化するための能力がないと役に立たないのが汎用スキルの痛いところです。

そもそも戦力になるまでの時間を短くするには汎用スキルのさらに先、細分化した専門スキルの獲得が必須だったりもします。

スキルポートフォリオは選択を誤ると茨の道

次に、複数のスキルを身につける=スキルポートフォリオを築くアプローチについて。

たしかに、多くのスキルを身につければスキルを活かすフィールドがゼロになるリスクは減らせます。

しかし選択を誤るとその先には茨の道が待っています。強みとなるスキルを3つに増やしました。しかし実はその3つ、同じ分野に閉じていました。それじゃあまり意味がありません。

でもこれ、やりがちなんですよね。だって近いスキルは身につけやすいし楽なので。Javaでプログラミングを学んだ人ならC#が覚えやすい。でもJavascriptやGoLang、Scalaはきっと難しいでしょう。

スキルポートフォリオを築いているようで実は全然ポートフォリオになっていない。楽にやろうとするとそんな事態になってしまう可能性だってあるんです。

リスクヘッジの観点からは、スキルポートフォリオを築くのであれば真反対のトピックを選ぶのが鉄則です。医者であれば法律を、技術者であればマーケティングを、ロジカルな人はエモーションを。

投資の世界ではすべての卵をひとつのカゴに入れるなという言葉があります。集中投資はリスクが大きいため、異なる業界・分野・企業に分散投資せよというお話です。スキルポートフォリオについてもこのアイデアは有用なのです。

キャッチアップがすばやい人こそ生き残る

汎用スキルとスキルポートフォリオの話をしましたが、両方に共通するのは

キャッチアップが早くないとしょうがない

ということです。汎用スキルは結局専門スキルが必要になりますし、スキルポートフォリオを築くのに時間がかかるならそれだけリスクも高まるんですから。

かのダーウィンが進化論を唱え自然淘汰を語ったときに「変化するものこそ生き残る」と言いました。ビジネスの世界でも同じです。「変化」しないと生き残れない。個人のレベルでもそれは同じ。

そのために必要なのが「キャッチアップ力」なんです。

すばやいキャッチアップに必要な2つの観点

では、どうすればすばやいキャッチアップが可能なのか。

スキルの構成要素である知識と技能の観点からひもといてみようと思います。

すなわちスキルを

  • 知る:知識をすばやく効率的に吸収する
  • できる:学んだ知識を実践し、結果を出す

の2つに分解し、おのおのの効率化手法=必要なリードタイムを短縮する方法を考えていきます。

知識をすばやく吸収する方法

まずは知識について。

知識を頭に入れないことにはなにも始まりません。英語をしゃべるためにはそもそも単語を覚える必要があります。プログラミングを身につけるには書き方や予約語などが頭に入っている必要があります。

知識をすばやく吸収するためには、質のよいインプットを大量に流しこむこと、そして圧倒的な回数の反復に尽きます。

質のよいインプットを大量に流しこむ

インプットの質と量は是非に及ばずですよね。スキルに関連する知識を正しくわかりやすく体系的に解説しているような質の良いインプット。それを肉付けする大量の関連情報。知識を体系的に理解するには絶対に必要です。


質のよいインプットの代表格が本です

本は著者が知識を整理して伝えるもの。また情報の正確さや伝えやすさという点で編集者のレビューが入っているため、インプットとしての質は平均的に高いです。

たとえば、Kindle Unlimitedなどのサービスを活用してつけたいスキルの関連書籍を本を読み漁るのは良いアプローチといえます。

圧倒的な回数の反復

圧倒的な回数の反復については、小学校での漢字の書き取りを思い出してもらえればよいと思います。

読む、書く、話す、聞く、5感のすべてを使って何度も繰り返すことで頭に知識を定着させていましたよね。それと同じことをすればいいんです。

もしくは、やれやれと口酸っぱく言われていた予習・復習。漢字の書き取りは暗記に向けた反復ですが、予習・復習は解法やパターンを身につけるための反復と呼べます。


反復という点では、オンライン講座も活用の余地があります

講座は人に教えるためのもの。積極的に学び吸収する意欲で反復すれば、こんなに吸収率のよいインプットはありません。

特にオンライン講座は同じ講座を何度も受講できるものも多く、反復にはうってつけの場といえます。

Udemyなど、通勤・通学中も反復受講できるオンライン講座であれスキマ時間も活用できるのではないでしょうか。

技能をすばやく身につける方法

次に技能について。

知っていることとできることは全く違う。知識があったとて、それを実践できなければ意味がありません。

技能をすばやく身につけさせるのは良質な経験高速なPDCAです。

良質な経験を積むためのポイントは以下の過去記事でも触れています。

ライティング力アップの効率的な方法は筋トレに学べ!上質なトレーニングの5つの要点 - NaeNote

勝ち組の戦略 - 短時間で濃密な経験を積むべく「極端な道」をあえて選ぶ - NaeNote

簡単にまとめると

  • 冒頭で触れた「量は質に転化する」「型を守った素振り」は両方やれ
  • 少し難易度の高い、ストレッチした課題にあえてチャレンジしろ
  • 自己レビューやふりかえりは欠かすな。そこに自分だけの学びがある

ということ。

これをいかに短時間でやるかだけです。近道はありません。正道を進まずに身につけた小手先の技能は虚構でしかないのです。

キャッチアップ力を磨くならコンサルティング業界は最適な場

さて、一度のキャッチアップを効率的にすばやく行う方法をご紹介してきました。

では、キャッチアップをすばやく行うスキル=キャッチアップ力を磨くためにすべきことはなんでしょうか。


理屈は同じ。キャッチアップに関する知識と技能を磨くのみ。つまり

  • 「キャッチアップする」方法の知識を学ぶ
  • 「キャッチアップする」という経験を積む

このくり返しです。

とはいえ、キャッチアップをする、もしくはしなければならない機会や環境はそう多くないのが実情でしょう。

新たなチャレンジ、素早い知識の吸収、チャレンジングで良質な経験・・・これらをシャワーのように毎日浴び続けられる。


そんな環境があります。ぼくの働いているコンサルティング業界です。


コンサルティングの仕事では、担当するプロジェクトが変わるごとに「キャッチアップ」が発生します。

特に戦略系のコンサルティング案件の場合、プロジェクトの期間が短いぶんキャッチアップにかけられる時間も限られています。

過去の経験で最も短かったのは2週間という超短期プロジェクト。キャッチアップのために与えられたのは半日のみ、なんてこともありました。

そのためすばやいキャッチアップがコンサルタントの必須要件と言っても過言ではありません。


そんな環境に身を置けば、嫌でもキャッチアップ力は身につきます。身につけざるをえません。

実際、ぼくのまわりのコンサル仲間のストレングスファインダーを集計してみたところ「学習欲」という資質が全体の上位3位にくいこんできています。

コンサルタントの資質とは?外資コンサル集団のストレングスファインダー集計結果 - NaeNote


さて、プロジェクトの変化はコンサルタントの経験する変化の1つでしかありません。

人、プロジェクト、クライアント、市場、自社組織、キャリアステージ。

以上の6つの次元において常に変化が起き続けている。これがコンサルティングの世界だ。ああ、なんとも楽しい世界ではないか。

外資コンサルというキャリアで得られた一番の強みは「変化に即応するスキル」だった - NaeNote

いつも、いつでも、常にキャッチアップしながら学んでいます。

貪欲さ、好奇心、知識欲、ゼロベース思考、とっさの判断、スピード、さまざまな観点で成長できる職場です。


これからの時代に重要なキャッチアップ力。

身につけるなら、コンサルティング業界の扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

ビジネスコンサルティング、およびIT/システムコンサルティングに強い転職サービスをひとつご紹介しておきます。

コンサル業界出身のキャリアコンサルタントも在籍しています。

まとめ:考えるのをやめないこと

というわけで、スキルを身につけるスキル「キャッチアップ力」について一筆したためてみました。

学びをやめ、スキルを固定するのは楽ちんです。

でもそれでは危なっかしいのが変化の激しい今の時代。

考えるのをやめず、学びをやめない。

キャッチアップする力をつけ、変化に即応できるようにすること。ぜひ目指してみませんか。


最後に、本記事で紹介したリンクをまとめておきます。

本記事がみなさまのスキル開発の一助となりますように。

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